この履歴機能は、過去に訪問したと思われるサイトを探して再訪問したりする際に便利ですが、保存されている履歴は基本的にFirefoxの中でしか活用することはできません。
なんらかの理由でこの閲覧履歴を誰かに渡したいようなことがある場合は、メモ帳やHTMLなど誰でも閲覧できるファイルにまとめなければなりませんが、Firefoxにはブックマークのエクスポート機能しか用意されておらず、履歴を出力することはできません。
もし、この履歴が他の形式で出力できるようになれば、ブラウジングデータを有効活用する機会も増えるのではないでしょうか。
そんな機能をFirefoxに与えてくれるアドオンが「History Export」です。
「History Export」は、Firefoxに蓄積されている履歴データをテキスト/HTML/XML/JSONといった複数のフォーマットで出力することができるようになるというものです。
アドオンをインストール後、履歴メニュー→[History Export]、またはツールバーに設置できる専用のボタン
実行すると、(デフォルト設定の場合)すべての履歴がtxtファイルとしてまとめられ、デスクトップに保存されるようになっています。
同時にこの生成されたファイルを開くことができる確認ダイアログが開きますので、必要なら[OK]をクリックすることでFirefoxの新規タブに生成されたtxtファイルを開くことができます。

オプションでは、出力フォーマット、出力項目、出力場所の選択などができるようになっており、利用目的に応じた情報を好みのフォーマットで任意の場所へ保存するよう設定することができます。
<オプション設定>
■出力フォーマット
デフォルトのプレーンテキスト以外に、XML、HTML、JSONファイルから選択することができます。
■エクスポート場所
チェックを入れ、[choose...]部でフォルダパスを指定しておけば、毎回そのフォルダへファイルが保存されるようになります。(指定が無い場合はデスクトップ)
■エクスポートが完了したら通知する。
■エクスポート完了後、ファイルをFirefoxで開く。
■エクスポート完了後、ファイルをFirefoxで開くかどうか確認するダイアログを表示する。
■ローカルファイルから履歴エクスポートを行う。
また、[Data format]部ではエクスポートにアイテム、訪問日、タイトル、URL、ファビコンなどを含むかどうかを選択することができます。
txtファイル選択時はファビコン(base64データ)を含むかどうかの選択しかできませんが、HTMLファイルなどを選択している場合は、タイトル、URL、デコードされたファビコンなどを含むかどうかが選択できるようになるほか、[human-readable...]にチェックを入れておくことで、履歴一覧を読みやすく整形して出力するようにもできます。

このように、非常に簡単な操作で履歴を保存することができるようになるというアドオンです。
自らの記録を保存したり、第三者にブラウジングデータ一覧を渡すようなときに使えそうですね。
ダウンロード:History Export(Add-ons for Firefox)
<関連記事>
■Firefoxのブックマーク/履歴をローカルに自動バックアップできるアドオン「BackupFox」
■Firefoxの閲覧履歴をローカルに保存して再表示や分析ができるアドオン「Boomtango」
■webページの閲覧履歴を完全に記録するFirefoxアドオン「Slogger」
■Firefoxのブラウジング履歴をタブごとに記録して保存・読み込み・配布することができるアドオン「SurfBook」
