「Paste Emailとは全く別のアドオンとしてとらえてください」と説明されているこのアドオンの実力はどの程度のものか試してみました。
「Paste Email Plus」が「Paste Email」と違う点は、保存するテキスト数が無制限になったことと、パスワード情報などを暗号化して保存できる点です。
まずは初期設定としていくつかのテキストを登録してみましょう。
オプション設定を開いて[Pastetext]タブ内の[Add item]ボタンをクリックします。
テキスト登録フォームが表示されますので、最上段に判別のためのラベル、その下にフォーム入力するためのテキスト情報を入力し、[Save]ボタンをクリックすれば登録完了です。
テキストの内容がパスワードなどで、暗号化したい場合は、テキスト入力部分左の[Encrypt]にチェックを入れておきます。
*暗号化されたテキストは<encryoted>と表示され、中身を見ることができなくなります。
登録後のテキストは、ダブルクリックすることによって編集することができます。
ラベル編集したい場合は[Change]ボタンを、削除したい場合は[Delete]ボタンを、そのラベルをデフォルトに設定したい場合は[Make default]ボタンをクリックします。
登録が完了したら、Webページ上のフォームなどで右クリックし、メニューから[Paste Email Plus]にマウスポイントし、そのフォームに入力したいテキストのラベルを選択すれば即座に内容が入力されます。
*入力部分がパスワード情報ではない場合、暗号化したテキストのラベルはグレーアウトされ、選択できません。
暗号化したパスワードなどが入力できるフォーム部分ではグレーアウトが解除され、選択→入力ができるようになります。
また、貼り付けることができるのはあらかじめ設定でセットしたものだけでなく、テキストファイルの中身も挿入することができます。
この場合は、右クリックメニューから[Paste from file]を選択し、ローカルファイル選択ダイアログから目的のテキストファイルを選択し、[開く]をクリックするだけで、そのファイル内に記述されたテキストを入力フォームに書き込むことができます。
*残念ながら、テキストファイルの中身に日本語(2バイト文字)が混じっている場合文字化けして入力されてしまいます。)
その他の機能として、右クリックメニューの他に専用のツールバーボタンをクリックから定型文を記入することも可能です。
デフォルト設定の場合、このボタンをクリックすると最後に選択したラベルが入力されます。
もし、ワンボタンでデフォルトラベルのテキストを入力したい場合は、オプション設定の[Option]タブ内の最上段にチェックを入れてください。
以上ように、あらかじめセットしたテキスト情報をラベル選択だけですぐに行うことができ、慣れればフォーム入力がかなり便利になるアドオンです。
入力情報の種類が多くて困っている方や、他のフォーム入力補助ツールにイマイチ不満な方は試してみてください。
ダウンロード:Paste Email Plus
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