正式版リリースに向け、前ベータバージョンからのフィードバックをさらに盛り込んだ本バージョンは、Beta 4に対し、さらに750点もの改良が加えられたものとなっています。
「Firefox 3 Beta 5」は、Win、Mac、Linuxの各プラットフォームで日本語を含む多言語版がリリースされています。
ダウンロード・インストールは、従来のベータ版と同様で、Windowsへデフォルトインストールする場合[C:\Program Files\Mozilla Firefox 3 Beta 5]へとインストールされるようになっています。
リリースノートによると、Beta 4からフィードバックされた改良点は750にも及び、さらなる進化を遂げているようです。
主な改良点は、Windowsアイコンの改良、Mac、Linux版でのユーザーインターフェースの変更をはじめ、Placesでのバックアップ、復元機能などの機能向上、JavaScriptエンジンの改良によるWebアプリの速度向上などとなっています。
Windowsでの初回起動後のユーザーインターフェースは、Beta 4と大差はありませんが、アイコン類に若干の違いが見受けられます。
よく見るとキーホールの隙間や、ホームアイコンの変更、ロケーションバーの左側の角丸化がなされているのがわかります。
また、カスタマイズで表示されるアイコンセットも、配色などに若干の変更が見受けられます。
実際に利用してみたところ、起動速度などはBeta 4あたりと大差ありませんが、ブラウジング速度は多少アップしたように感じられます。
ブロードバンドスピードテストを利用したところ、どのベータ版よりも速い数値が確認できました。
（時間帯やテストサイトによってだいぶ違うとは思いますので参考程度で・・）
タブ1枚、アドオンはTab Mix Plusのみの状態でのメモリ使用量は以下のようでした。
Betaも5段階目に入り、見た目や使用感に大きな変化はないものの、着実に進化を遂げていることを伺わせるものとなっています。
＊例のごとく、本バージョンのFirefox 3は未だベータ版です。ご利用（試用）の際は、Firefox 2などのプロファイルとは別にプロファイルを作成するなどの安全対策を行ってから、自己責任にてインストール・利用してください。
リリースノート：英語版
リリースノート：日本語版
ダウンロード：Firefox 3 Beta 5
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