外出先ではモバイル通信カードを使ったり、ダイヤルアップを行うという方もいらっしゃるかもしれません。
最近のWebサイトは、こうした高速接続環境で閲覧することが想定されており、ある程度は重くても対応できるだろうという作りに成っているものが多くなっています。
もし、それらのサイトが低速インターネット環境だった場合はどうでしょうか。
きっと画像が表示されなかったり、一部のコンテンツを見ることができなくなったりすることでしょう。
そういった環境をFirefoxで検証することができるアドオンが「Firefox Throttle」です。
「Firefox Throttle」は、Firefoxを利用する際の接続帯域を調整することができるアドオンで、現在の環境がブロードバンドだとしても、ダイヤルアップや任意で指定した接続速度でのブラウジングを行うというものです。
アドオンをインストールすると、ステータスバーには以下のように現在のネット接続状況が表示されます。
この数値が現在のページを表示するための速度で、↓はダウンロード、↑はアップロード速度を表しています。
また、右クリックメニューの[Show traffic counters]をクリックすれば、そのセッションでダウンロード・アップロードしたバイト数を表示させることができます。
([Show rates]をクリックすれば速度表示に戻ります。)
デフォルトの状態ならそう変わることはありませんが、ここでステータスを右クリックして[Options]をクリックしてみましょう。
Firefox Throttleのオプション設定が開きます。
設定左の[Setting]タブでは、帯域制限の設定を行うことができます。
[Throttle Download]は、ダウンロード速度の調整。
[Throttle Upload]は、アップロード速度の調整です。
設定値はそれぞれダイヤルアップ、DSLなどドロップダウンリストから選択可能で、[Custom]を選択すれば任意の帯域を指定することができます。
たとえば、帯域をダイヤルアップにしてこのブログを表示してみると、タイトル画像の表示がされない上に、ページ全体の表示が恐ろしく遅くなり、これではダイヤルアップユーザーには読んでもらえないな・・ということが実感できました。
オプション設定では、その他にも[Exclude IPs]でIP指定したIPアドレスに接続時のみ設定を有効にしたり、[Exclude Web Sites]で指定URLのみに適用したりすることができます。
また、[Stats]では、現在のセッションとトータルのトラフィックサイズを確認することもできます。
とかくスピードアップを図るツールばかりに焦点が当てられがちですが、このアドオンを使えば不必要な帯域を絞ってトラフィック資源を有効活用するのに貢献したり、Webデペロッパーの方が、接続速度によって製作したサイトがどのように表示されるのかを検証したりすることができますね。
*ちなみに、同様の機能を持ったIE版、「IE Throttle」も用意されています。
ダウンロード: Firefox Throttle
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