Thunderbordにもタグ機能は実装されており、メッセージごとにあらゆるタグを付与することが可能となっていますが、標準のタグ機能はちょっと物足りない部分もありますね。
大量のメッセージをうまく整理してみたいという方は、「Tag the Bird」を使ってみてはいかがでしょうか。
「Tag the Bird」は、ソーシャルブックマークなどでも採用されているようなタグ付け機能をThunderbirdに追加し、標準タグ機能には無い便利なメッセージ分類を行うことができるようにしてくれるアドオンです。
「Tag the Bird」をインストールすると、メッセージヘッダ部分に以下のように[Tags]という項目が追加されます。
このアイコンをクリックすると、そのメッセージに対するタグ付け画面が開きます。
この画面では、あらかじめ設定にて記述してあるタグをクリックして追加したり、Tags部分に直接書き込んで新規タグを追加することができます。(複数選択・記入可能)
また、[Get Suggestions]ボタンをクリックすれば、サジェスト機能により、メッセージから推測した推奨タグを表示することができます。
(日本のユーザーにとっては該当も少なくあまり使えませんが・・)
リストからの選択、または直接記入が完了し、OKボタンをクリックすれば、ヘッダのTags横にタグが表示されるようになります。
こうやって各メッセージに付与したタグは、タグを右クリックして表示されるメニューから行う検索やフォルダ分けなどの機能により、今後の整理に威力を発揮します。
右クリックメニューは上から
■フィルタビュー(そのタグが付いたメッセージだけを表示)
■Extended search(タグによる条件付き検索)
■Create folder(新規フォルダの作成)
■Remove Tag(タグの削除)
■Search with Google(タグをキーワードとしてGoogleでWeb検索)
■Search with Flickr(タグをキーワードとしてFlickrで画像検索)
■Search with del.icio.us(タグをキーワードとしてdel.icio.usでタグ検索)
となっています。
オプション設定の[General]では、検索対象をフォルダ、アカウントなどにセットしたり、自動タグ付け機能が設定できます。
[Custom]設定の[My Tags]では、タグ付与時に候補として表示できるタグをセットしておくことができます。
タグ付け自体は日本語も通るのですが、この[My Tags]部分に日本語のタグを書いても文字化けして使えません。
とりあえず英数字のタグが候補としてあるのならここに半角スペースで区切って記入しておけば選択時に便利でしょう。
その下の[External Searvices]では、タグの右クリックメニューから検索できるサイトを設定することができます。
設定に書き込むタグ候補に日本語が通らないことと、サジェスト機能も日本語に対応していないという以外は非常に優れたアドオンです。
これでこまめにタグ付けしておけば、メッセージ管理もかなり楽になることでしょう。
ダウンロード:Tag the Bird(Thunderbird Add-ons)
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