そういったキーワードや文章に出くわしても、最近では辞書サイトやWikiのようなキーワード解説サイトも充実しているのですかさず検索すれば済みますね。
難点は、そんな便利なサイトもひとまとめにはなっていませんし、各サイトごとにアクセスして検索キーワードを入力して検索しなければならないということです。
そんな手間を解消してくれる画期的なGreasemonkey スクリプトが、「Fast look up JP and EN」です。
「Fast look up JP and EN」は、FirefoxにGreasemonkeyをインストールしている方が利用できるスクリプトです。
たとえば、上記のような検索が必要な場面でも、Firefoxで表示されているページ上のテキスト(日本語・英語)を選択するだけで、辞書・キーワード・検索エンジン・翻訳などの機能を持ったサイトからの結果をポップアップ表示してくれるという優れものです。
<簡単使い方ガイド>
検索対象となるサイトは以下のようになっています。
■辞書
Goo(英和、和英、国語)
e-words(IT用語)
IT用語辞典BINARY
ウィキペディア(japan)
weblio(総合辞書サイト)
はてなダイアリーキーワード
dictionary.com(和英・英英)
■検索エンジン
yahoo
find.2ch(2chスレッド検索)
■翻訳サイト
excite翻訳(和英・英和)
利用するにはFirefoxでGreasemonkeyを有効にし、スクリプト配布サイトの[Install this script]ボタンをクリックし、インストールを行います。
インストールが完了したら、FirefoxのステータスバーにあるGreasemonkeyの猿顔アイコンを右クリックし、ユーザースクリプトコマンド→Fast look up JP and EN-reset settingをクリックし、機能を有効にします。
この状態でキーボードのAlt+Yキーを押すと、利用する辞書や検索エンジンのセットと表示順を設定できる[Navi]ウィンドウがポップアップされます。
ここでスクリプト利用時に結果表示したいサイト名の横にある○をクリックすると番号が割り当てられます、結果はこの数字順に表示されることになります。
×の付いているものは利用できないものです(たとえば、国語辞典で英文検索など。)
*Naviウィンドウを開き、各サイト横のテキストボックスにキーワードを入力してEnterを押すことによっても結果を得ることができます。
利用したいサイト設定が完了したら、再度Alt+Yキーを押せばポップアップが閉じます。
これで準備は完了です、早速ページ上のテキストを選択してみましょう。
Fast look up JP and ENを使って検索したいキーワードや文章を選択する場合はAltキーを押しながらドラッグして選択します。
選択が終わった瞬間、指定した各サイトからの用語や訳文、検索エンジンでの検索結果などが画面下からポップアップで表示されます。
結果ウィンドウはスクロールして読むことができ、セットしていなかったサイトでの検索結果も右上の+ボタンをクリックするだけで検索・追加することができます。
検索エンジンからの結果はタイトルをクリックすると新規タブでページを開くことも可能です。
キーワードの辞書検索はもちろん、excite翻訳などでの検索も有効にしておけば、長文を選択して翻訳結果を得ることもできます。
意味の分からないIT用語や、英語サイトで気になる情報があったときなどに便利なツールとなりそうですね。
久々に日本製の素晴らしいGreasemonkey スクリプトに出会えました。
インストール:Fast look up JP and EN
作者のページ:jimo’s memo
ダウンロード:Greasemonkey
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install this script をクリックしても
DLしますか?という表示じゃなくて
ソースコードみたいなのが書かれたページになっちゃうんですが、どうしたらいいんですかね?
コメントありがとうございます。
その状態は通常、Firefoxのアドオンであり、このツール動かす土台となるGreasemonkeyの機能が無効になっていることで発生します。
まずは、アドオンの有効確認、または、ステータスバーにある猿のアイコンをクリックして猿がカラーで表示されるようにしてみてください。(猿がモノクロなら無効です。)
それから再度スクリプトをインストールをお試しください。正常ならばアドオンのインストール時のようにダイアログが開きます。
はじめまして、moziller です。
NoScriptとの併用を試してみましたが、おっしゃるように、禁止設定してあるサイトではFast look up JP and ENを使うことはできません。
No<スクリプト>の名の通り、スクリプトは全てブロックされるためです。
もし、スクリプト禁止設定をされているサイトで利用したい場面があれば、ステータスバーのNoScriptボタンをクリックして、「*****を一時的に許可」すればいいかと思います。
また、これは意図しないスクリプトを許可してしまうことになるかもしれませんが、NoScriptのオプション→pluginタブを開いて、その中の[その他のプラグインの禁止]のチェックを外すことでもFast look up JP and ENの利用が可能になりますのでお試しください。
当方の環境 (Firefox 3.0.1)で試したところ、上記の方法でとりあえず動作はするようになりました。
Fast look up JP and ENはサイト掲載の最新版、NoScriptは1.7.8です。また、オプション→コンテンツなどの設定はデフォルトです。
何か他のスクリプトやアドオンの影響でしょうか・・・
念のため、新規プロファイルに両者をインストールした状態で検証してみるのも一つの方法かと思います。
また何かわかりましたら追記させていただきます。