これは、普通ならページ上のテキストを選択する際、マウスでドラッグして行うところをキーボードだけでテキスト間を移動するためのモードです。
ワードなどでも採用されているこの機能、Firefoxではオプション設定に毎回チェックを入れなくとも、「F7」キーを押すだけでモードを切り替えて利用することができます。
閲覧中のページ内のテキストを選択する際、マウスよりもキーボードがいいと思ったらすかさず「F7」を押してみましょう。
以下のようなダイアログが表示され、キャレットブラウズモードに切り替わります。
キャレットブラウズモードになると、通常のマウス操作は問題なく行えますが、キーボードの←→↓↑キーを押せばエディタ内でテキスト間移動するようにカーソルが移動し、通常モードのようにページのスクロールは行いません。(カーソルがページ内の上下限に移動すればページもアップダウンします。)
このモードに切り替えた状態で、Shift+矢印キーを押せば任意の場所までテキストを選択することができます。
また、Ctrl + Shift + 左右矢印キーで単語単位での選択も可能です。
これらの作業はリンク上でも可能ですので、マウスで選択しにくかった部分も簡単に選択することができ、選択ミスによる再試行などのイライラも少なくなります。
元のモードに戻したい場合は再度F7キーを押します。(このときは確認ダイアログは表示されません。)
状況に応じてF7キーで切り替えればサクサクとテキストが選択できます。
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