そういったサイトには、アクセスしてみてはじめて危険性が認識できるものもあり、何の対策も施していなければユーザーはうっかりクリックしてしまいがちです。
そういった悪意のあるサイトや、危険なサイトをユーザーが格付けし、投票することによってマークし、そのマークを信頼度の目安にできるFirefoxアドオンが「WOT」です。
「WOT」は、インストールするだけで、現在閲覧中のページや各種検索エンジンの検索結果に信頼度を表すマークを付け、他のユーザーが投票した安全、危険などの格付けを色分けされたマークで知ることができるセキュリティ系ツールです。
マークは「信頼できる」「ほぼ信頼できる」「疑わしい」「信頼できない」「危険」の5段階に分かれており、安全なものが濃い緑のマーク、危険なものが赤いマークで表示されます。
検索エンジンなどの結果横にも以下の画像ようにマークが付き、信頼度を確認することができます。
安全なサイトばかりなら緑のマークばかりです。
信頼性の低いサイトや危険なサイトの場合はこのようにオレンジ〜赤系のマークが付いています。
また、個別のサイトの信頼度はアドレスバー横にプログレスメーターのようなものが付与され、その色やメーターの量によって信頼度をはかることができます。（オプション設定により表示のON・OFFが可能）
これらの格付けは、アドオンを導入しているユーザーなら自分で投票することもできます。
ページ上で右クリックし、メニューからWOTを選択、その中から信頼度を投票すれば他のWOTユーザーが参考にすることができます。
投票ランクは最上段が「信頼できる」で、一番下が「危険」となっていますので、そのページにふさわしいものを選んで投票してください。
ユーザーの意見が反映されるということから、こういった系列の他のツールとはちょっと毛色が違いますが、海外サイトの閲覧が多い方などは他のツールなと併用しておけばさらに安全度が高まるかと思います。
ダウンロード：WOT（Firefox Add-ons）
＜関連記事＞
■「Secure Login」で簡単・安全にログインする。
■偽サイトやセキュアでないサイトをFirefoxのサイドバーで警告する「Personal Anti-Phishing Sidebar」
■表示させたくないサイトはブロック！「BlockSite」
■Webメール利用時にフィッシング詐欺のチェックを行う「Message Level Authentication for WebMail」
■有害サイトを簡単ブロック「FoxFilter」
■あらゆるフィッシング詐欺に対抗する拡張機能まとめ。
映画や音楽、ドラマなどイチオシ番組はここでチェック「GyaO」
ソニーのブログパーツ「FLO:Q」
ツイート
