ページごとでなく、現在開いている”セッション”単位で保存・復元できればもっと便利になります。
「Linkwad」は、オンラインサービスを利用してFirefoxページ情報をページ単位では無く、セッション単位で保存することができる拡張機能です。
オンラインのサービスを介して保存・呼び出しを行いますので、利用する前にユーザー登録が必要です。先にこのページ右側のID入力欄下部のNewボタンをクリックすれば登録できます。
ユーザー登録は、任意のユーザー名とパスワード、メールアドレスの登録だけの非常に簡単なものです。
アドオンをインストールして再起動すると、最初にユーザーIDとパスワードの入力欄が表示されますので、登録したIDとパスワードを入力すればログインされ利用可能な状態になります。
まだの場合は”register”リンクをクリックすればユーザー登録ページが開きますので項目を埋めて登録してください。
登録が完了したらさっそく利用してみましょう。
ツールバーには「Linkwad」専用のツールバーと上部ツールメニューに”Linkwad”が追加されます、このツールバーやメニューで全ての操作が行えるようになっています。
左の「Linkwad」はメインサイトを開くボタンで、右側のOpenは保存したセッションを開く、Saveは現在開いているタブを”Wad”という単位でグループとして保存、Closeは開いたセッションを閉じるとなっています。
たとえば、いくつかのFirefox関連ページをタブで開いてSaveボタンをクリックします。
保存ダイアログが表示され、このセッションに名前（Title）を付けて”Save”ボタンをクリックします。
「Linkwad」ボタンをクリックして表示されるのマイページにこのようにセッションが保存されたのが確認できます。
このセッションはいくつでも保存可能で、開きたい場合は”Open”ボタンをクリックしてダイアログを表示し、開きたいセッション名をクリックすればセッションを開くことができます。
セッションを開いている状態では、ツールバーに保存したセッション名が表示されるようになっています。（複数のセッションを開いている場合は複数のセッション名が表示され、それぞれの名前をクリックすることによりグループを切り替えて作業することができます。）
このように関連するサイトを複数開いてグループとして保存することにより、必要なときにいつでもまるごと呼び出すことができるので非常に便利です。
また、マイページではセッションごとに中身のページを全て閲覧することができますのでちょっとしたオンラインブックマークのような使い方もできそうです。
オプション設定はFirefoxのオプションに追加された「Linkwad」タブから行うようになっています。ここではログインIDの設定や、Save・Openなどのキーボードショートカットの指定が行えます。
よく似たツールにSession Managerなどがありますが、こちらのほうが操作しやすくセッション管理が楽なような気がします。オンラインツールなので外出先や違うPCでもログインすれば同じセッションが参照できるのもいいですね。
これでページ保存・管理を1枚単位ではなく、複数のグループ単位でも管理できるようになりますので、ブックマークツールとうまく使い分けてください。
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