それをFirefoxだけで完結させることができることができる拡張機能が「FireShot」です。
「FireShot」は、ローカルインストール型の優秀なキャプチャツール「Screenshot Studio」から派生したアドオンで、Firefoxで表示しているWebページをキャプチャするだけでなく、そのページに注釈を書き込んだ上で保存できる拡張機能です。
アドオンをインストール後、キャプチャしたページをFirefoxで表示して、ナビゲーションツールバーに追加されたアイコンをクリックすれば別窓で編集画面が開きます。
(▼をクリックして表示されるメニューで一番上の・・entireを選択すればページ全体、・・visible areaを選択すれば今見えている部分をキャプチャします。)
この編集画面には上部にコントロールパネルが用意されており、それぞれのボタンをクリックすることにより、長方形や楕円でエリアを囲ったり、テキストを入力したりすることができます。
パネルの機能を左から説明すると
保存、クリップボードにコピー、キャプチャ画像をメールに添付(Outlookに対応)、MSペイントで開く、四角形または楕円で選択、シェイプツール、ドロー、矢印の付与、テキストの挿入となっています。
また、画像内で右クリックし、”Add annotation”を選択すると専用のツールメニューが表示され、説明(タイトル)と選択エリアに分かれたボックスが表示され、エリア別に説明を示すことが可能です。
追加したアイテムには”Number”にチェックを入れておけば注釈に番号を付与することもできます。
画像の保存形式はpng、jpg、bmpから選択できますが、残念ながら保存サイズの指定はできませんので、ブログなどの限られたスペースで使う場合は他のツールでリサイズが必要となります。
画像にこのような注釈を入れたいシーンというのは結構あるもので、Webサイトを誰かにこうしてほしいと説明したり、ページ自体の使い方を指示するマニュアル作成的な使い方も考えられます、そういったシーンですぐにブラウザから利用できるのはありがたいですね。
*自分の環境だけなのかテキスト部分への日本語入力が不可でした。
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編集が楽なのでScreengrabからのりかえました。