簡単にユーザー同士で大容量のファイルを共有できる人気の拡張機能「AllPeers」もそんな便利なツールのひとつです。
その「AllPeers」が、新しいバージョン「AllPeers 0.70」となってリリースされ、今バージョンからBitTorrentクライアント機能をサポートしました。
「AllPeers」の操作は基本的にツールバーおよびサイドバーで行います。
ツールバーに追加されたアイコン をクリックすればコントロールパネルがサイドバーで開きます。
ここには、AllPeersインストール時に作成した自分のアカウントと、友人、家族などコンタクトリストを入れておくフォルダと、BitTorrentの転送状況メニューが表示されています。
上部のメニューボタンは左からAllPeersホームページへのリンク、ファイル共有、コンタクトリストの追加、現在の転送状況の表示、オプション設定、ヘルプへのリンクボタンとなっています。
今回の新機能であるBitTorrentクライアント機能を利用するには、最初にオプションでダウンロード委ファイルの保管場所を指定し、あとは単純にTorrentファイルを探し、そのファイルのリンクをクリックすれば自動的にAllPeersで転送が開始される準備が整い、開始ボタンをクリックするだけでダウンロードできるようになっています。
転送状況はMy Torrentsをクリックすれば新規タブで確認することができます。
その他の基本機能として、コンタクトリストにあるユーザーにファイルを送るShare機能があります。
ファイル転送を行うには、手の形をしたShareボタンをクリックします。表示されたDorop files・・部分に送りたいファイルをドラッグ&ドロップします。
送信先メールアドレスかAllPeersのユーザー名を入力するか、左のボタンをクリックしてコンタクトリストから選んで”Share”ボタンをクリックすればファイルを送信できます。
このドラッグ&ドロップは、閲覧中のページ画像などにも対応しており、見ているものをすぐにサイドバーに引っ張って他のユーザーに送信することができます。
コンタクトリストに追加するユーザーは、Gmailなどのオンラインメーラーにあるコンタクトリストをインポートすることもできます。
その他にも、簡易インスタントメッセージング機能や、登録ユーザーが新しいファイルをアップロードしたら自動的にダウンロードする機能なども備えています。
無料で使えるファイル共有クライアントとしては完成度も高く、気軽にファイルのやりとりが行えます。Firefoxユーザーとしては導入しておきたい拡張機能の一つですね。
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