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2007年09月25日

”FirefoxでP2P”BitTorrentクライアント機能が追加された「AllPeers」の新バージョン

P2Pクライアントソフトや、ファイル転送ツールは通常ローカル環境に専用のソフトウェアをインストールして利用しますが、Firefoxには、それさえもFirefoxから行うことができる拡張機能がいくつかリリースされています。

簡単にユーザー同士で大容量のファイルを共有できる人気の拡張機能「AllPeers」もそんな便利なツールのひとつです。

その「AllPeers」が、新しいバージョン「AllPeers 0.70」となってリリースされ、今バージョンからBitTorrentクライアント機能をサポートしました。

「AllPeers」の操作は基本的にツールバーおよびサイドバーで行います。

ツールバーに追加されたアイコン allpeers_00.jpg をクリックすればコントロールパネルがサイドバーで開きます。

ここには、AllPeersインストール時に作成した自分のアカウントと、友人、家族などコンタクトリストを入れておくフォルダと、BitTorrentの転送状況メニューが表示されています。

上部のメニューボタンは左からAllPeersホームページへのリンク、ファイル共有、コンタクトリストの追加、現在の転送状況の表示、オプション設定、ヘルプへのリンクボタンとなっています。

今回の新機能であるBitTorrentクライアント機能を利用するには、最初にオプションでダウンロード委ファイルの保管場所を指定し、あとは単純にTorrentファイルを探し、そのファイルのリンクをクリックすれば自動的にAllPeersで転送が開始される準備が整い、開始ボタンをクリックするだけでダウンロードできるようになっています。


allpeers_01.jpg


転送状況はMy Torrentsをクリックすれば新規タブで確認することができます。

その他の基本機能として、コンタクトリストにあるユーザーにファイルを送るShare機能があります。


allpeers_03.jpg


ファイル転送を行うには、手の形をしたShareボタンをクリックします。表示されたDorop files・・部分に送りたいファイルをドラッグ&ドロップします。


allpeers_04.jpg


送信先メールアドレスかAllPeersのユーザー名を入力するか、左のボタンをクリックしてコンタクトリストから選んで”Share”ボタンをクリックすればファイルを送信できます。


allpeers_05.jpg


このドラッグ&ドロップは、閲覧中のページ画像などにも対応しており、見ているものをすぐにサイドバーに引っ張って他のユーザーに送信することができます。

コンタクトリストに追加するユーザーは、Gmailなどのオンラインメーラーにあるコンタクトリストをインポートすることもできます。


allpeers_02.jpg


その他にも、簡易インスタントメッセージング機能や、登録ユーザーが新しいファイルをアップロードしたら自動的にダウンロードする機能なども備えています。

無料で使えるファイル共有クライアントとしては完成度も高く、気軽にファイルのやりとりが行えます。Firefoxユーザーとしては導入しておきたい拡張機能の一つですね。

■動画によるわかりやすい利用ツアー

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