複数の導入により衝突して動作がおかしくなったり、メモリリークを起こしているなどの問題があり、それらを探し出し、捨てながら快適な環境を取り戻すことも一つの方法です。
今週のCyberNetの記事にメモリリークやある一定のアクションでクラッシュすることが確認されているアドオン一覧がありましたので抜粋してみました。
■Adblock
症状:Gmail Chatを利用しようとするとFirefoxが落ちる。
対策:Gmail Chatを利用するのならアドオンを削除する。
■All-in-One Gestures
症状:Linux、またはOSXの環境で利用するとFirefoxが落ちる、およびインラインスペルチェッカーと衝突を起こします。
対策:同環境での拡張機能の削除
■Fasterfox
症状:ウェブサイトへのアクセスを妨げることがある。
対策:Fasterfoxを削除しても残る可能性があります。問題が起こった場合は新しいプロファイルを作成するなどの処置が必要。
■Firebug
症状:CPU利用率を急激に引き上げます。
対策:アドオンを無効にする。
■ForecastFox
症状:衛星イメージを利用できる最新版はメモリリークを起こす。
対策:衛星画像を使っていない旧バージョンを利用する。
■Google Browser Sync
症状:GIFアニメーションでCPU負荷が過度に上昇する。
対策:拡張機能の削除
■Google Web Accelerator
症状:ブラウザの終了時にFirefoxをクラッシュさせる。
対策:拡張機能の削除。
■IE Tab
症状:メモリリークを起こします。
対策:拡張機能の削除(または代替え機能としてIE View Liteを導入する。)
■Media Player Connectivity
症状:無反応になりスクリプト警告を発します。
対策:拡張機能の削除。
■Mouseless Browsing
症状:過度のCPU負荷上昇
対策:拡張機能の削除
■SessionSaver
症状:メモリリークを起こします。
対策:同機能のSession Managerへの乗り換え
■Tabbrowser Extensions (TBE)
症状:Firefoxの動作が遅くなる。他のアドオンとの衝突によりFirefoxが落ちる。
対策:拡張機能の削除または、Tab Mix Plusへの乗り換え。
以上のようにユーザーに人気のアドオンでも諸問題は多数発生しているようです。
現在の環境に不安定さを感じていて、これらの拡張機能を利用されている方は一旦削除しながら様子を見るのもいいでしょう。
その他にもMozillaZineなどで問題の多い拡張機能とその症状、対策などが参照できますので一度自分のインストールしている拡張機能を見直してみてはいかがでしょうか。
<関連記事>
■Firefoxの起動速度を大幅に向上させるソフトウェア「Firefox Preloader」
■Firefoxを高速化する3つのabout:config設定。
■効果歴然!Firefoxのメモリ使用法を変更して軽快に動作させる方法。
・Adblockはもう古いです。改良版のAdblock Plusに乗り換えれば不具合も解消します。
・Fasterfoxはサーバへのアクセスに関する各種設定をRFCで推奨された上限以上に設定してしまうのが問題。手動設定機能を使って上限以内に設定すればOK。
・Firebugには自身の機能を一時停止する機能があります。アドオン自体を無効にするのとは違います。
自分のブログでもこの投稿記事を紹介させて頂きました。
さて,非力なPCを使っているとこういう情報は,大変助かります.以前も同じような内容の紹介があったのですが,自分にも再確認になってよいです.
add-onのこういう情報は見掛けるのですが,greasemonkeyは見たことがないです.もし,ご存知であれば,記事にしていただけると嬉しいです.というのも,最近"AutoPagerize"を入れたのですが,なんだかハングアップする回数が増えたような気がする...気のせいかもしれませんが(笑)
ちなみに、一杯開かないで1個か2個位づつならアドオン状態にはならないのですが。