しかし、Webサーフィンというものはリンクを辿って次々にページ間を渡り歩いていくのが普通ですので、履歴を参照してもどのページからどのページへ渡り歩いたかの判断はつきにくいものです。
そんなWebサーフィンの記録をビデオのようにレコーディングできる拡張機能が「DejaClick」です。
「DejaClick」は、ツールバーでコントロールできるマクロ系アドオンで、開いているページからページへの記録を一つのムービーの用に撮影し、それを保存して後から再生したり、記録単位でブックマークするなどの機能を持っています。
よく似たアドオンに、「iMacros」というものがありますが、他のアドオンなどとの兼ね合いか、自分の環境ではエラーが出てうまく動作しませんでしたのでこちらを試してみました。
「DejaClick」をインストールすると、専用のツールバーが付与されます。

ツールバーのボタンは左から、電源(機能)ON・OFF、記録したファイルを開く、記録したファイルを保存する、記録したものをブックマークとして保存する、レコーディングの開始、停止、ポーズ、再生となっています。
たとえば、このブログを閲覧開始ページとしてレコーディングボタンをクリックし、記録を開始すると、サイドバー上部にページ移動の記録がアクション1・2・3・・・と記録されていきます。

記録が終了し、各アクションをクリックすると、サイドバー下部にアクションの詳細情報が表示されます。

レコーディングが終了し、必要なら保存ボタンを押してレコーディング記録を保存したり、ブックマークボタンを押してライブブックマークとして保存することができます。
記録したファイルはいつでも再生可能で、再生ボタンをクリックすればアクションの順番通りにWebサーフィンの様子を見ることができます。
たとえば、第三者にWebサイトでの情報収集ルートを伝える、いくつかのステップでログインしなければならないページをまとめてブックマークするなど、単なる履歴として、また、関連情報の集約的ブックマークとしてなど使い方はいろいろ考えられますね。