最近は日本のユーザーも増えているこのファイル転送プロトコルは、一般的にTorrentファイルをクライアントソフトで落とすというスタイルになっています。
しかし、検索エンジンなどで必死にTorrentファイルを探し出し、クライアントソフトを起動してダウンロードするというのもあまり楽なものではありませんね。
やはりFirefox使いなら、専用の拡張機能でBitTorrentを簡単に扱いたいものです。
そこで、Firefoxで使える便利なBitTorrent関連拡張機能を簡単にまとめてみました。
まずは、探すのがなかなか面倒なTorrentファイル検索ツールから。
TorrentBar
FirefoxにインストールするだけでTorrentファイルの検索に特化したツールバーを追加することができます。英語をはじめ、6カ国語に対応しており、11サイト+Googleから簡単にTorrentファイルを探し出すことができます。
Torrent Finder Toolbar
同じく専用のツールバーを追加してTorrentファイルを検索する拡張機能。
検索対象サイトが膨大で、ロゴマークも表示されるグラフィカルな画面が特徴的。
さて、目的のファイルを見つけたら、今度はFirefoxにクライアント機能を持たせましょう。
FoxTorrent
FirefoxでBitTorrentできる先駆的ツール。
利用方法も非常にシンプルで、誰でもインストールするだけですぐに使い出すことができるFirefox用BitTorrentクライアントツール。
インストール後に設定する項目はダウンロードファイルの格納場所指定のみ。
あとは、目的のTorrentファイルのダウンロードリンクをクリックするだけで、ブラウザ画面がダウンロードプロセス画面に切り替わり、ダウンロード速度やプロセスを表示しながら着々とダウンロードすることができます。
FireTorrent
こちらもFirefoxにクライアント機能を付与する拡張機能で、インストールするとデフォルトのダウンロード窓にTorrentタブを追加し、通常のダウンロードとTorrent用ダウンロードの切り替えができるようになります。
設定画面では、同じくダウンロードファイルの格納場所指定や、ポート、プロクシなどの指定が行えます。(ダウンロード先以外は基本的にデフォルトで問題ないと思います。)
ちなみに、FoxTorrentをインストールして、FireTorrentをインストールし、ダウンロードを開始すると、FoxTorrentは起動せずFireTorrentでダウンロードが始まります。
検索・クライアント共に自分の好みに合ったものを1つずつ使えば、Firefoxで十分BitTorrentを楽しむことができます。
違法なファイル問題など、諸問題がたくさんあるP2Pですが、適切に使えば素晴らしいツールです。Firefoxユーザーはこれらでスマートにファイルを手に入れてください。