そういった危険なメールは、チェックを行い、安全なメールかどうか確認してから開封するなどの注意が必要です。
Firefoxで頻繁にWebメールにアクセスするのなら、フィッシング詐欺に引っかからないよう、対策アドオン「Message Level Authentication for WebMail」を導入しておきましょう。
「Message Level Authentication for WebMail」は、Gmailなどにアクセスし、個別のメールを開いた際にステータスバーに常駐した警告アイコンでフィッシングメールと報告されているメッセージかどうかを判別してくれるWebメールセキュリティ用の拡張機能です。
インストールし、Gmailなどにアクセス、メッセージを参照してみましょう。
問題の無いメッセージならアイコンに変化はありませんが、もしそのメッセージがフィッシング詐欺の疑いがある場合、三角の警告マークが表示されます。
危険かどうかの判断は、ユーザーがフィッシングメールを報告しデータベース化しているPhishTankの情報を利用しており、PhishTankへユーザーとして登録し、ログインしていれば自分が発見したフィッシングメールをメニューから報告することもできます。
その他にも、アイコンをクリックして表示されるメニューにはメールのルートやIPを表示するMap機能や、メッセージの詳細を表示する機能が備わっています。
こういった悪意のあるメールやサイトに引っかからないためには、自分で対処するしか方法がないというのが現状です。
そういった意味でも「Message Level Authentication for WebMail」は、Firefoxのアドオンとして誰でも簡単に備えることができるツールと言えるでしょう。
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