脆弱性が指摘されても、それらの被害に遭う確率は非常に低いと思われます、しかし、Firefoxを使い続けるならできることはしっかり対策しておきましょう。
とはいえ、難しいことはわからないもので、Firefoxのセキュリティアップデートなどを待つほか無いというのが現状です。
そこで、セキュリティ面を強化するための拡張機能「Secure Login」を導入してみました。
最近世間を騒がしているフィッシングサイトやクロスサイトスクリプト攻撃から保護してくれるこの拡張機能は、Firefoxに標準で用意されているパスワードマネージャの自動補完機能を無効にし、代替え機能としてボタン一つで各サイトにログインできる機能を提供してくれます。
通常、パスワードマネージャにID・パスワードが保存されたサイトにアクセスすると、フォーム欄にはそのID・パスワードが入力されており、ログインボタンなどを押すことによってログインします。
「Secure Login」を導入すれば、パスワードマネージャで管理しているサイトを自動的に検知し、今まで入力済みだった入力欄がこのように色の付いたラインで囲まれます。
この状態で、「Secure Login」のツールバーボタン (無ければカスタマイズで追加してください)をクリックするか、Alt+Nをクリックすれば、フォームにID・パスワードが記入されすぐにログインできます。
同じサイトに複数のアカウントがある場合はダイアログで選択できるようになっています。(カッコ内はいままでのログイン回数)
また、オプションでJavaScript プロテクションなどの設定をしておけば、フォームからの送信なしにログインできるなど、セキュリティ向上が見込めます。(全てのサイトに対応しているわけではありません)
ブラウザには、読み取られては困る情報が多くなりがちです、こういった簡単な対策からでも始めてみてはいかがでしょうか。
<関連記事>
■入力フォームにあらかじめ指定したテキストなどをワンクリックで書き込める「Autofill Forms」
■どんなサイトでもパスワードを常に記憶するように設定できる「Always Remember Password」
■Firefoxのパスワードマネージャに保存されたパスワードをインポート・エクスポートできる「Password Exporter」
■パスワード作成・管理アドオン「Password Hasher」
>この状態で、「Secure Login」のツールバーボタン Secure Login_01.jpg (無ければカスタマイズで追加してください)をクリックするか、Alt+Nをクリックすれば、フォームにID・パスワードが記入されすぐにログインできます。
の部分ですが、まったくの初心者の方だと
(無ければカスタマイズで追加してください)だとすこし
わかりづらくツラいものがあるかもしれないので
そのあたりももう少し具体的な解説があると良いかもしれません。
(Firefox左上の[表示]メニューから
[ツールバー]→[カスタマイズ]で出てきた画面より鍵の絵をツールバーにドラッグアンドドロップ)
↑こんな感じに。イメージ付説明であればさらに良いです。
私もFirefoxが好きなので、同好の人が増えるのはうれしいですからね。
では。
コメントありがとうございました。
そうですね、読んでくれている方がみんなアイコンの出し方をわかっているとは限りませんからね。
たまにそういった初歩的な部分まで書くこともあるのですが、毎回書いて長くなっても・・と思って省略することもありますが、なるべくわかりやすく書くように心がけます。その部分がわからないからFirefox使わない!と思われても困りますしね。
ご意見ありがとうございました。m(_ _)m
もうバージョンアップはないのだろうか。