本バージョンでは、Thunderbird 52リリース後に見つかったいくつかの問題点が修正されています。
すでにThunderbirdをご利用の方には自動アップデートの提供が開始されており、ヘルプメニューよりアップデートすることが可能となっています。

Thunderbird 52.2.0での主な修正点は以下の通りです。
■Hotmail/Outlookのウェブメールから送信されたメッセージ内の埋め込み画像が表示されない問題を修正。
■フォントセレクター内の非ASCIIフォント名の誤判別を修正。
■特定の状況下で添付ファイルが正しく転送されない問題を修正。
■GmailのOAuth2有効時にマスターパスワードを複数回尋ねられる問題を修正。
■不正な設定が存在していた場合に特定の状況下で多数の空白ページが印刷されてしまう問題を修正。
■Simple MAPIインターフェイスを通じて送信されたメッセージが常にHTML形式となってしまう問題を修正。
■カレンダー: 招待を印刷できない問題を修正。
■macOS やOutlookのアドレス帳からメーリングリスト(グループ)へアクセスできない問題を修正。
■メッセージ内でターゲットが存在しない参照・アンカー付きリンクをクリックした場合に外部ブラウザーで開かれない問題を修正。
■いくつかのセキュリティ問題 を修正。
以上のような問題点が修正されています。
リリースノート(ja)
そのほかにも各種問題が修正されている可能性がありますので、上記症状が出ていなくてもユーザーは速やかに本バージョンへアップデートされることをおすすめします。
ダウンロード:Thunderbird 52.2.0(mozilla.org)
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