本バージョンでは、パスワード保存プロセスやズーム作業に関する新機能搭載をはじめ、様々な変更、修正が行われています。
なお、本記事作成時点では未だ自動更新の提供は開始されていませんが、すでに公式サイトでは51.0のダウンロードが可能となっています。
Firefox 51.0での主な変更点などは以下の通りです。
■パスワード保存のダイアログ上で保存前のパスワードが確認可能に。
■URLバーにズームボタンを追加。
○標準設定から拡大/縮小を行なった場合にその倍率を表示。
○ズームボタンクリックで標準倍率に。
■GPUが搭載されていない環境での動画再生性能が向上。
■"submit"イベントが発生しない場面でもパスワード保存が可能に。
■FLAC (Free Lossless Audio Codec) の再生に対応
■WebGL2に対応。
■安全でない接続で配信されたログインページに対して警告を表示。
■ジョージア語[ka]とカビル語[kab]に対応
■E10sの高速化によりタブの切り替えが迅速に。
■ブラウザーデータ同期の信頼性が向上。
■ベラルーシ語[be]をロケールから削除。
■いくつかのセキュリティ問題を修正。
■Linuxでのコンテンツ描画に2Dグラフィックライブラリ(Skia)を利用。
■ロシア語[ru]での E10sサポートを再度有効に。
■NSSを3.28.1に更新。
以上のような新機能の搭載、および変更、修正が行われています。
リリースノート(ja)
危険度の高い問題点も修正されていますので、ユーザーは早急に本最新版へアップデートされることをおすすめします。
ダウンロード:Firefox 51.0(mozilla.org)
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