メールやWebサイトを利用して、善良なユーザーを文字通り引っかける手法に対しては、ユーザー自身がそれらに対抗できる手段を用意したりするなどの自衛策をとるしかありません。
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Webページを閲覧しただけで引っかかる可能性のあるフィッシング詐欺に対しては、ブラウザに対抗機能を持たせておくだけでも有効です。
Firefoxユーザーには、拡張機能(アドオン)という便利なシステムがりますので、それらフィッシング詐欺に対抗できる”Anti-Phishing”系拡張機能をいくつかまとめてみました。
■PhishTank SiteChecker
ユーザーが参加してフィッシングサイトの報告などを行っているサイトからリリースされている対策ソフト。日々更新される報告により、最新のフィッシング詐欺にも対応。
■Verisign EV Green Bar
証明書をFirefoxに発行し、安全なサイトならアドレスバーをグリーンで表示してくれる拡張機能。
■WOT
ユーザーの声が反映されたフィッシング対策ソフト。ブラウズしているページが他のユーザーによりフィッシングサイトと報告されていれば、検索結果などにマークを表示。
■Finjan SecureBrowsing
Googleなどの検索結果や、ソーシャルブックマーク一覧に、疑わしいサイトがあればマークで知らせてくれる。
■iTrustPage
閲覧ページが悪意を持ったサイトなら赤、安全ならばグリーンのメークをステータスバーに表示してくれる。
■Netcraft toolbar
ツールバーとして追加されるツール。サイトの安全度やサイト開設日、ホスティングの状況などをわかりやすく表示してくれる。
■CallingID Link Advisor
Webページ内のリンクにマウスを乗せると、ポップアップで安全度を表示してくれる。うっかり危険なサイトをクリックしなくて済みそうなツール。
■Google Safe Browsing
Googleがリリースするツールで、危険なサイトにアクセスするとアドレスバー内にマークを表示して知らせてくれる。
上記のツールはすべて英語版ですが、見た目で使い方がわかるような簡単で高機能なものだけ抜粋してみました。
他にも様々なツールが存在しますが、これらの中から、警告方法など自分に合ったものを1−2個入れておけばいいと思います。
悪意に対しては自分で身を守るほか避ける手段はありません、実用的なツールも必要ですが、こういったセキュリティ面でもしっかり対策しておきたいですね。