この設定を行うことで、ホームとは違う任意のページを素早く開くことができるわけですが、次期Firefoxからはこの設定が削除され、ユーザーは白紙のページか新しいタイルページを開くことしかできなくなります。
これはタイルの普及やブラウザハイジャックを防ぐという目的で行われた変更かと思いますが、今まで新規タブでお気に入りサイトを開いていた方の中には、ちょっと困るという方もいらっしゃるでしょう。
そんな方は、Firefoxに「Custom New Tab」というアドオンをインストールすることで、この新規タブを開いた際に、任意のサイトを開くという設定を取り戻すことができるようになります。
アドオンをインストール後、アドオンマネージャにて「Custom New Tab」の設定ボタンをクリックすると、以下のようなウィンドウが表示されます。
この画面上段の記入欄に、新規タブオープン時に読み込みたいサイトURLを記入するだけで、今後は新規タブを開くたびにそのサイトが開くようになります。
その他にも、オプション設定内では
■新規タブを開いた際、ロケーションバーにフォーカスする。
■新規タブを開いた際、ロケーションバーを空白で表示する。
といった設定も可能です。
現在Beta版を常用されている方や、次期Firefoxで[browser.newtab.url]設定が消えると困るという方は、インストールしておいてはいかがでしょうか。
ダウンロード:Custom New Tab(Add-ons for Firefox)[再起動不要]
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