このような記述スタイルにすることで、訪問者にとっては不用意なクリックをしなくて済むという面もありますが、いざ訪問したい場合は、テキストURL部分をコピーしてロケーションバーに貼り付ける、などといった手間がかかってしまいます。
このように面倒な作業を嫌う方の中には、テキストリンクを通常リンクとして表示できるアドオンやスクリプトを使っているという方もいらっしゃると思います。
今回は、そんなアドオンの中から、選択したテキストURLをコンテキストメニューから簡単に開くことができる「Fetch Text URL (fix version) 」というものをご紹介したいと思います。
*Fetch Text URL (fix version)は、現在更新が停止されている「Fetch Text URL」を他の開発者が復活させたものです。
このアドオンをインストール後、テキストで記述されたURL(http:などではじまる文字列)を選択してコンテキストメニューを開くと、以下のような項目が表示されるようになります。
このメニューから
■URLを現在のタブで開く
■URLを新規タブで開く
■URLを新しいウィンドウで開く
■URLをプライベートタブで開く
■URLをプライベートウィンドウで開く
といった複数の操作ができるようになります。
アドオンのオプションでは
■コンテキストメニューに表示する項目
■メニューアイコンの表示/非表示
■通常メニューを非表示にする
■メニュー先頭の文字列
などといった表示設定を行うことが可能です。
このように、任意のURL文字列を様々な方法で開くことができるというアドオンです。
文字列をリンク表記に置き換えてしまうより、必要時だけアクセス可能にしたいという方には、便利なアドオンではないでしょうか。
ダウンロード:Fetch Text URL (fix version)(Add-ons for Firefox)[再起動不要]
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