こうしたJavaScriptのほとんどは、閲覧者になんら悪影響を及ぼすものではありませんが、一部には何らかの悪意を持ったものや、実行することでPCに負担をかけてしまうものも存在します。
このようなJavaScriptの読み込みを嫌うFirefoxユーザーなら、aboout:configにて[javascript.enabled]の値を[false]にすることで、全てのjavascriptを遮断することができますが、必要時に毎回設定を変更するのも面倒ですね。
Firefoxに「NoScript Lite」というアドオンをインストールしておけば、このJavaScriptの実行設定を常時無効にし、ホワイトリストに登録されたサイトだけで実行を許可するということができるようになります。
アドオンをインストールすると、デフォルトでホワイトリストに登録されているサイト以外で全てのJavaScriptがブロックされるようになり、そのブロック件数がツールバーボタン 上に表示されます。
このボタンをクリックすると、アクティブページのURLが上部に入力された状態のホワイトリストパネルが表示され、ここで+ボタンをクリックすることで、任意のサイトをホワイトリストへ登録できるようになっています。
*入力欄に手入力でアドレスを記述し、登録することも可能です。
デフォルトではメジャーサイト50件ほどが登録済みとなっており、ここに登録されたサイトでは全てのJavaScript実行が許可されます。
*各リスト右端の[×]ボタンをクリックするとリストから削除することができます。
*最下部の緑の丸ボタンをクリックすると、アドオンの機能を一時停止し、すべてのサイトでJavaScriptを実行できるようになります。
このように、ただインストールするだけで、ホワイトリストに登録されていないサイトで全てのJavaScriptをブロックし、任意で許可指定したサイトだけで実行させることができるようになるというアドオンです。
よくわからないJavaScriptは基本的にブロックしておきたいという方は、使ってみてはいかがでしょうか。
ダウンロード:NoScript Lite(Add-ons for Firefox)[再起動不要]
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