しかし、このときの挙動はデフォルトでビューアを使って開くようになっており、保存や外部アプリで文書を開きたいような場合はオプション設定を変更しなければなりません。
文書によってはそのままFirefox上で開きたいものもありますし、ダウンロードしてから他のビューアで閲覧したいようなこともありますが、内蔵ビューアで開いたものをダウンロードしたり、目的によって設定変更を行ったりするのもなんだか面倒ですね。
Firefoxに「Preview or Download」というアドオンをインストールしておけば、PDFリンクをクリックした際、目的に応じて内蔵ビューアで開くか、ダウンロードダイアログを表示するかを選択することができるようになります。
アドオンをインストール後、PDFリンクをクリックすると、いきなり文書が内蔵ビューアで開かず、以下のようなダイアログが表示されます。
ここで「OK」をクリックすると、いつものように内蔵ビューアで文書が開かれ、「キャンセル」をクリックすると、設定でPDFの取扱を「毎回確認する」にした時のようにダウンロードダイアログが表示され、文書をダウンロードするか、他のビューアで開くかを選択することができるようになります。
このように、内蔵ビューアでPDFをいきなり開くのではなく、その後の作業に応じてどのように扱うかを選択することができるようになるというアドオンです。
PDFを参照、ダウンロードすることが多い方は、使ってみてはいかがでしょうか。
ダウンロード:Preview or Download(Add-ons for Firefox)[再起動不要]
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