しかし、この機能はサイトごとにブロックを無効化することはできるものの、機能自体のON/OFFを切り替えるにはその都度about:configへアクセスせねばならず、機能の使い分けがちょっと面倒だと感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんなユーザーのために、Firefox39.0a2では、プライベートブラウジング時のみすべてのトラッキングコンテンツをブロックするオプションが追加されました。
この機能を利用するには
1.about:configを開く。
2.検索欄に[trackingprotection.pbmode.enabled]と入力する。
3.表示された[trackingprotection.pbmode.enabled]をダブルクリックし、値を[true]に変更する。
これでプライベートブラウジングのみFirefox標準の追跡防止機能を利用することができるようになります。
もちろん、[privacy.trackingprotection.enabled]を有効にすることで、通常ブラウジング時のトラッキングも防止可能です。
通常時とプライベートブラウジング時の追跡ブロック機能を使い分けたいというAuroraユーザーは、こちらも試してみてはいかがでしょうか。
<関連記事>
■Firefoxに標準装備された追跡防止機能を有効にする方法。
■ウェブサイトの追跡をコントロールすることができるFirefoxアドオン「Disconnect」
■Googleのトラッキングを簡単にブロックすることができるFirefoxアドオン「Google Disconnect」
■広告やソーシャルサービスのトラッキングをブロックしてくれるFirefoxアドオン「Do Not Track Plus」
■インストールするだけで広告などのトラッキングをブロックすることができるFirefoxアドオン「Privacy Badger」
■ウェブサイトによる様々な追跡をブロックすることができるFirefoxアドオン「Ghostery」
■オンライントラッキング状況をリアルタイムで確認することができるFirefoxアドオン「Collusion」