このような現象はFirefoxに限らずどんなブラウザでも起こることですが、これを解決するためにいくつかのタブを閉じたり、時には再起動を行うなどを作業をせねばならないのは面倒なものですね。
ウェブページによっては、特定のページを開くと一気にメモリ消費量が上がり、動作が緩慢になるようなこともありますが、一般的なユーザーには、どのタブがどれだけのメモリを使っているのかを知るのは難しいですね。
Firefoxに「Tab Data (+Memory usage)」というアドオンをインストールしておけば、このように個別にモニタすることが難しいタブごとのメモリ使用量を把握できるなど、タブに関する情報を簡単にチェックすることができるようになります。
「Tab Data (+Memory usage)」は、以前は単に「Tab Data」と呼ばれていたアドオンで、従来までのタブ数をカウントする機能に加え、タブごとのメモリ使用量を監視する機能が新たに追加されたものです。
アドオンをインストールすると、開いているタブのタイトル前に、そのタブが使っているメモリ使用量が表示されるようになります。

これにより、多くのメモリを使っている重いページを簡単に把握できるようになります。
また、ツールバーに設置されたボタン
■メモリ使用量に関する詳細情報

■メモリ使用量推移グラフ

■タブカウント情報
■設定

などの情報を確認できるようになっています。
オプション(設定パネルと同様)画面では、メモリ使用の有効・無効、メモリ使用量のチェック間隔、タブの前/後への情報表示、表示フォーマット、パネル内へのURL表示の有無、メモリ使用量チェックの開始、パネルの縦横サイズなどを設定することが可能です。
このように、インストールするだけで、各タブのメモリ使用量を確認することができるようになるというアドオンです。
これがあれば、大量のタブを開いている時でも、メモリを消費しているアドオンを選んで閉じるなどの処置ができるようになりますね。
ダウンロード:Tab Data (+Memory usage)(Add-ons for Firefox)[再起動不要]
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■Firefoxで開いたタブを集計して確認できるアドオン「Tab Data」
■古いタブを閉じて指定数以上のタブを開かないようにできるFirefoxアドオン「CleanupTabs」
■指定したタブや一定時間経過したタブを休止状態にしてメモリを節約できるFirefoxアドオン「Suspend Tab」
■アクティブタブ以外のタブを瞬時に折りたたんでメモリを節約できるFirefoxアドオン「TabStash」
■Firefoxのアドオンバーにメモリ使用量を表示できるアドオン「RAM Restart」