しかし、長文の場合は文章を読み進めるのも結構時間がかかってしまいますし、英語などがあまり得意でない場合、単語などの音がわからず適当に読み進めてしまうようなこともあります。
こんなとき、ページ上のテキストを音声で聞くことができるようになれば、画面をじっと見ながら長文を読んだりする必要もありませんし、発音のわからない英単語なども簡単に理解できるようになって便利かもしれませんね。
そんな機能が欲しい方は、Firefoxに「Google Text-to-Speech」というアドオンをインストールすることで、ページ上の文章を簡単に音声として再生することができるようになります。
「Google Text-to-Speech」は、Firefoxで表示しているページ上のテキストを選択し、再生ボタンをクリックするだけで、その単語や文章を音声として流すことができるようになるというものです。
アドオンをインストール後、ページ上で何かテキストを選択すると、以下のような再生ボタンが表示されます。
このボタンをクリックすると、GoogleのAPIを介して選択したテキストが音声として再生されるようになります。
再生中は、読み上げている箇所が黄色くハイライトされるようになっており、どこを読んでいるかなどが一目でわかるようになっています。
*選択テキストの言語は自動判別するようになっており、日本語でもその他言語でもスムーズな再生が可能です。
*再生中に一時停止ボタンをクリックすると、読み上げを中断させることができます。
アドオンマネージャを開き、[Settings]をクリックして新規タブに開くオプションページでは
■入力欄および編集可能な領域でも音声変換を有効にする。
■音声変換中にテキストをハイライト表示する。
■[Alt]キーまたは[T]キーを押しながらテキストを選択した場合に音声変換する。
■テキスト選択時に再生ボタンを表示する。
○選択してから再生ボタンが表示されるまでの遅延時間。
○ボタンが非表示になるまでの時間。
といった動作設定ができるようになっています。
このように、非常に簡単な操作でページ上の文章を音声として再生することができるようになるというアドオンです。
長文を聞きながら同時並行で別の作業を行いたいという場合や、単語の読みを知りたい時などに便利ですね。
ダウンロード:Google Text-to-Speech(Add-ons for Firefox)[再起動不要]
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