このようなとき、Flash Playerを最新版にしたりハードウェアアクセラレーションを無効化するなどのほか、保護モードを無効にするといった方法がAdobeから解決策として案内されています。
これらの方法は、このブログでも記事として取り上げたことがありますが、保護モードの無効化などはファイルの編集が必要となることから、ちょっと手を出しにくいという方も多いのではないでしょうか。
この保護モードの無効化が、近い将来about:configから簡単に設定できるようになるようです。
この設定は現在Aurora以降のバージョンに試験搭載されており、テスト終了後早ければFirefox 35から正式搭載される予定となっています。
すでにAuroraを試用されている方は、以下の手順でFlash Playerの保護モードを無効にすることができます。
1.about:configを開く。
2.検索欄に[dom.ipc.plugins.flash.disable-protected-mode]と入力する。
3.表示された[dom.ipc.plugins.flash.disable-protected-mode]をダブルクリックして値を[true]に変更する。
これだけでFlash Playerの保護モードを無効化することができるようになります。
Flash Playerの調子が悪いという方は、Aurora、もしくは次期Firefoxで設定してみてはいかがでしょうか。
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