ほとんどの場合、低い解像度から高解像度までいくつかの選択肢があり、ユーザーは帯域の状況などに応じてプレーヤー上のコントロールボタンで好きな解像度を選んで再生することができます。
しかし、この解像度は動画ページを開いた後、ユーザーがその都度解像度を変更する作業を行う必要があります。
常に最高画質で視聴したいという方や、逆にいつも帯域を節約しながら軽く動画を視聴したいという方にとっては、このように手動で解像度の設定をしなくてはならないのはかなり面倒に感じるのではないでしょうか。
Firefoxに「YouTube HD Plus」というアドオンをインストールしておけば、こんな作業を行わなくてもユーザーがあらかじめセットした解像度でYouTube動画の再生を開始することができるようになります。
「YouTube HD Plus」をインストールすると、動画ページを開いた際、(可能ならば)常に最高画質である1440pで再生が開始されます。
1440pが用意されていない動画なら1080p、1080pも用意されていなければ720p、720も用意されていなければ480pといった具合に、常に最高画質で視聴できるようになります。
また、動画ページを開くと自動的に再生が開始される機能も無効となり、複数の視聴候補をタブで開く必要があるような場合でも、全てのタブから音が出るなどといったことを防ぐこともできるようになります。
オプション設定では、解像度の各優先順位(1-4番)に対してどの解像度を割り当てるかをユーザー自身が選択できるようになっているほか、自動再生機能の有効/無効を切り替えることが可能となっています。
YouTubeを常に最高画質で視聴したいという方や、いつも決まった解像度で視聴したいという方は、試してみてはいかがでしょうか。
なお、この手のアドオンにはよくあることですが、全ての動画で100%機能するわけではなく、一部の動画では自動再生停止機能が働かないといったこともありますのでご注意ください。
ダウンロード:YouTube HD Plus(Add-ons for Firefox)[再起動不要]
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