このような釣り的な動画に遭遇することがあると、次回からそのユーザーをブロックしたいと思うこともありますが、YouTubeのデフォルト機能ではそのようなフィルタリングはできないようになっています。
こうしたユーザーの動画サムネイルが随所に表示されると、目的の動画を探しにくくなったりすることから、ブロック機能があればいいなと感じている方も少なくないのではないでしょうか。
Firefoxに「Video Blocker」というアドオンをインストールしておけば、こんな場面でも特定ユーザーの動画を検索結果に表示しないようにフィルタリングすることができるようになります。
「Video Blocker」は、投稿者の名称やチャンネルの名称をあらかじめ指定し、それにマッチした動画をYouTubeのトップページや検索結果に表示されないようにすることができるというものです。
アドオンインストール後、検索結果などに並ぶ動画タイトル上で右クリックすると、[Block videos from this channel]という項目が表示されます。
これをクリックするとすぐに動画が非表示となり、今後検索結果やトップページのリストにそのチャンネルが表示されなくなります。
こうしてブロックされたチャンネルは、ツールバーボタンに設置された専用ボタン をクリックして表示されるオプションパネル内で管理することができます。
パネルには、ブロックされたチャンネル(ユーザー)名がリストアップされるようになっており、それぞれの名前右端にある[×]ボタンをクリックすることで、ブロックリストから外すことができるようになっています。
*ブロックリスト上部にはブロック済みリストの検索窓も用意されています。
また、上段のツールバーにある4つのボタンからは
■手入力によるブロックリストへの登録。
*ワイルドカード(*)を使うことで、名前の一部にマッチさせることもできます。
■保存済みブロックリストのインポート。
■ブロックリストをエクスポート(CSVで保存されます。)
■全てのブロックリストを削除。
といった作業が可能です。
このように、投稿者の名前をフィルタリングすることで、観たくない動画やノイズ的な動画を検索結果から排除することができるようになるというアドオンです。
YouTubeで見たくないユーザーの動画にたびたび遭遇するという方は、使ってみてはいかがでしょうか。
ダウンロード:Video Blocker(Add-ons for Firefox)[再起動不要]
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