これにより、ThunderbirdをOutlookライクなソフトウェアとして扱うことができるようになることから、多くのThunderbirdユーザーがLightningを利用されていると思います。
このLightningは、あくまでThunderbird上のUIで操作するようになっており、その画面遷移もタブによるものとなっていますが、カレンダーを頻繁に利用される方の中には、カレンダーだけ独立したウィンドウで操作したいと思ったこともあるのではないでしょうか。
そんな方は、Thunderbirdに「Lightbird」というアドオンをインストールすることで、このLightningカレンダーをスタンドアロンアプリのようにThunderbirdと別のウィンドウで操作することができるようになります。
Lightningがインストールされている環境に「Lightbird」をインストールすると、ツールバーにあったカレンダー/Todo起動ボタン、およびTodayペイン表示ボタンなどが表示されなくなります。
代わりにメニュー→[Calendar]、またはCtrl+8キーを押すことで、別ウィンドウでカレンダーが起動するようになります。

この画面には、より詳細なカレンダー操作ボタンが用意されており、これらをクリックしたりコンテキストメニューなどを利用することで、Todoも含めLightningと全く同様の操作が可能となっています。

このように、まるでスタンドアロンアプリのようにLightningを操作することができるようになるというアドオンです。
メッセージを確認しながら予定を作成する、というような作業が多い方や、大きなウィンドウでカレンダーを参照したいという方は、使ってみてはいかがでしょうか。
ダウンロード:Lightbird(Add-ons for Thunderbird)
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