このスペースは、ウィンドウを移動させたり、ダブルクリックでサイズを変更する時に使うことができますが、ユーザーの中には、このようなスペースは必要無いという方や、逆にスペースが狭すぎてドラッグなどの作業を行いにくいという方もいらっしゃると思います。
また、このスペースはウィンドウを最大化したり、フルスクリーンにすると無くなってしまうことから、タブバーいっぱいにタブを開いているような場合、ちょっとウィンドウ操作をしにくく感じることもありますね。
そんな風に感じたことがある方は、Firefoxに「More or Less Browser Window Padding」というアドオンをインストールすることで、このスペースのサイズを自在に変更し、使い勝手が良いようにカスタマイズすることができるようになります。
「More or Less Browser Window Padding」をインストールすると、デフォルトの場合ウィンドウを最大化していないときのタブバー上部スペースが15pxに広がります。
*デフォルト設定の場合、最大化やフルスクリーン時はFirefoxデフォルトと同じです。
デフォルト設定の場合、このようにウィンドウ非最大化時にほんの少しスペースが広がるだけですが、オプション設定を行うことで、タブバー上部、およびタブバー右側のスペースを任意のサイズに広げることができるようになります。
<オプション設定>
■最大化・フルスクリーン時の
○タブバー上部スペースのサイズ
○タブバー右側の空白部サイズ
■非最大化・フルスクリーン時の
○タブバー上部スペースのサイズ
○タブバー右側の空白部サイズ
*タブバー右側の空白部とは[+]ボタンより右側のことです。
これらを調整することで、上部のサイズを0にしてブラウジングスペースを増やしたり、逆に大きなスペースを作ってサイズ調整作業をしやすくしたりすることができるようになるというわけです。
たとえば、最大化時でもスペースを作ることでサイズ変更をしやすくしたり、タブバーがいっぱいの時でも右側にスペースを設けることでサイズ変更を行いやすくするなどといったことが可能です。
地味なアドオンですが、ダブルクリックなどでウィンドウサイズを調整する習慣がある方や、ブラウジングスペースを増やしたいという方は、使ってみてはいかがでしょうか。
ダウンロード:More or Less Browser Window Padding(Add-ons for Firefox)[再起動不要]
<関連記事>
■Firefoxのロケーションバーにタブのタイトルを表示できるアドオン「TitleURL」
■メニューバー非表示時にもタイトルバーを表示させることができるFirefoxアドオン「Hidden Menu Web Title」
■Firefoxのロケーションバー右端にページタイトルを表示できるアドオン「Add Page Title To URL Bar」
■タブバーの空きスペースを新規タブボタンで埋めることができるFirefoxアドオン「Big New Tab Button」