メーラーですので基本的な使い方はそう変わらないにしても、ボタンのデザインや配置などの違いにより、慣れるまで直感的に操作できないのは仕方がないことですね。
Thunderbirdには、様々なテーマが用意されており、そのいくつかをインストールすることでOutlookっぽい配色などにすることはできますが、ボタンなどのスタイルまで変更できるものは少なく、Outlookに慣れているユーザーにとって満足いくものではありませんね。
もし、あなたがOutlookユーザーからの移行組で、Thunderbirdが使いにくいと感じているのなら、「OutlookAlike BETA」というアドオンを導入することで、UIやツールバーボタンをOutlookライクなデザインに変更して利用することができるようになります。
「OutlookAlike BETA」をインストールすると、ThunderbirdのUIが以下のようにOutlook2010っぽいデザインに変更されます。

また、ツールバーも独自のものが追加され、ここに並んでいるボタンからOutlookに近い各種操作を行うことができるようになります。
もちろん、作成画面もカスタマイズされます。

よりOutlookっぽくするには、メニューバーを非表示にし、ツールバーボタンカスタマイズにて[アイコンの横にテキスト]を選択しておけばいいでしょう。
また、メニュー→表示→レイアウトにて、[縦表示][フォルダペイン][メッセージペイン]を選択しておけば、
より使いやすいと思います。
これでLightningをインストールしておけば、ほぼOutlookですね。
ボタンラベルが英語でしか表示されないのが残念ですが、Outlookのデザインが気に入っているという方は、使ってみてはいかがでしょうか。
ダウンロード:OutlookAlike BETA(Add-ons for Thunderbird)
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