しかし、このとき選択できるファイルは一つだけとなっており、複数のファイルを開きたいような場合は同じような作業を何度も繰り返さなければなりません。
また、作業を繰り返したとしても、画像はその都度現在のタブで開かれるようになっており、複数枚の画像などをそれぞれ別のタブで開こうとすると、毎回新規タブを開いておかなければなりません。
このように、ローカルファイルを開くことができるものの、その操作はあまり効率的なものではありません。
もし、あなたがFirefox上でローカル画像を参照することが多いのなら、「openPics」というアドオンを導入しておくことで、このように面倒な作業を行うことなく、複数の画像をワンタッチで個別タブに開くことができるようになります。
「openPics」をインストールすると、ツールバーに専用のボタン が設置されます。
このボタンをクリックすると、「ファイルを開く」を実行した際と同じように画像の参照ウィンドウが開くようになっています。
このウィンドウ内では、Ctrlキーを使うなどして複数の画像が選択できるようになっています。
複数の画像を選択後、[開く]をクリックすると、各画像がそれぞれ個別のタブで開くようになっており、デフォルト機能のように何度も画像の選択を繰り返したり、開くためのタブを用意しておかなくても済みます。
このように、複数のローカル画像を一度に選択し、別タブで開くことができるようになるというアドオンです。
ブラウザ上でローカル画像を開くという作業を実行するという方も少ないかもしれませんが、このような作業を度々おこなうことがあるという方にとっては、かなり便利なアドオンではないでしょうか。
ダウンロード:openPics(Add-ons for Firefox)[再起動不要]
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