しかし、このスタイルではどのような順でサイトを見たかはわかるものの、どのページからどのページを開いたかというようなことまでは確認できません。
このように、Firefoxの履歴は単にページを開いた順でしかチェックすることができませんが、時にはページ間の相関性をチェックしながら履歴を追いかけたいようなこともあるのではないでしょうか。
そんな方は、Firefoxに「History in Threads」というアドオンをインストールしておくことで、この履歴をスレッドスタイルで表示し、どのページからどのページを開いたのかを確認することができるようになります。
「History in Threads」をインストールすると、アドオンバーに専用のボタン
このボタンをクリックすると、デフォルトの履歴とは別にスレッドスタイルの履歴が新規タブで開くようになります。
ここにリストアップされているページタイトル横の▸をクリックすると、そのページから開いたページが階層表示されるようになっており、どのページからどのページを開いたのかを確認しながら履歴を使うことができるようなります。
*コンテキストメニューからは[新規タブで開く]を利用できます。
ページ上部には、経過日での絞り込みやキーワード検索窓も用意されているほか、右端の表示列選択部ではロケーションや最終訪問日を列に表示することもできできます。

なお、同様のスレッド履歴はメニューバー→表示→サイドバー→[History in Threads]にて、サイドバーに表示することも可能です。
このようにスレッド表示することで、履歴をより有効活用することができるようになるというアドオンです。
履歴機能を頻繁に利用される方は、使ってみてはいかがでしょうか。
ダウンロード:History in Threads(Add-ons for Firefox)[再起動不要]
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