このような絞り込みを行うことで、特定期間だけにアップされた記事を検索したり、ノイズのような結果を排除することができるわけですが、条件を頻繁に変更するような場合、毎回メニューを開いたりするのが面倒に感じることがありますね。
たとえば、期間を変更するような場合、検索ツール→期間指定→期間選択といった作業を行う手間がかかる上、その検索を一旦閉じて再度検索を行うような場合は、また新たに条件を指定してやらなければなりません。
特定の検索条件を付けて検索することが多い方なら、このような設定をもっと簡単にできるようにしておきたいですね。
Firefoxに「NoCrap Google Search Bar」というGreasemonkeyスクリプトをインストールしておけば、このような検索条件や表示方法の指定を、専用のバーからスムーズに行うことができるようになります。
スクリプトをインストールすると、Googleウェブ検索のページ上部に以下のようなバーが追加されます。
このバーには7つのドロップダウンメニューが用意されており、ここから以下のような検索条件を指定することができます。
■完全一致の有効/無効
■(1ページごとの)検索結果の表示件数
■セーフサーチの有効/無効
■検索タイプ(ビデオ・ニュース・ブログなど)の指定
■期間指定
■言語
■ファイルフォーマット
このように、通常Googleの設定やデフォルトバーの深い階層にあるような表示、および条件設定を、リストから選ぶだけで簡単に適用することができるようになります。
このバーは右上の[×]ボタンで非表示にできるほか、[config]をクリックして表示されるオプションにて、初期状態の設定を行うことができます。
また、このスクリプトをインストールすると、オートコンプリオートやインスタントプレビュー、パーソナライズ検索などの機能を無効にできるほか、条件指定を保存しつつcookieも無効化することができます。
このように、Google検索時の条件指定を簡単に行いつつ、無駄な機能を排除することができるようになるというスクリプトです。
Googleで条件付き検索を行うことが多いというような方は、使ってみてはいかがでしょうか。
ダウンロード:NoCrap Google Search Bar(userscripts.org)
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