本バージョンではSPDY 3やOS X通知センターへの対応など、いくつかの新機能が搭載されているほか、セキュリティ問題の修正などが行われています。
すでにFirefoxのご利用の方は、ヘルプメニューよりアップデートすることが可能となっています。

Firefox 28.0の主な新機能、変更点などは以下の通りです。
■VP9 でエンコードされた動画を再生可能に。
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■HTML5のvideo要素やaudio要素で音量調節が可能に。
■Opusを利用したWebM動画の再生が可能に。
■SPDY 3に対応。これによりそのSPDY 2のサポートが削除されました。
■MathML2.0のmathvariant属性が利用可能に。
■バックグラウンドスレッドのハングアップが通知されるようになりました。
■multi-line flexboxが利用可能に。
■いくつかのセキュリティ問題を修正。
以上のような新機能の搭載、改良などが行われたものとなっています。
なお、先日各社のITニュースで話題になっていたように、Windows 8タッチ版Firefoxの開発が断念されたことにより、Beta版では搭載されていた「Windows8の動作するタッチデバイス向けユーザインタフェース」は、正式版で削除されたようです。
リリースノート(en)
一般ユーザーにとって目立つ変化は無い地味目のアップデートですが、セキュリティ問題なども修正されていますので、安全性、安定性向上のためにもユーザーは速やかにアップデートされることをおすすめします。
ダウンロード:Firefox 28.0(mozilla.jp)
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