そんな方も、利用しない時や他のウィンドウを前面に出したいような時には最小化などを行うことも多いと思いますが、多くのタブを開いたまま最小化してもメモリは解放されませんし、誰かが最大化してしまえばブラウジング内容も丸見えになってしまいます。
このように、ブラウジングは終了したいがFirefoxは閉じたくないということはよくあることですが、そうするには事前にタブを閉じるなどの作業を行わなくてはならず、ちょっと面倒ですね。
Firefoxに「close all tabs and minimize when click close」というアドオンをインストールしておけば、こんな時でも[×]ボタンをクリックするだけで全てのタブを閉じ、プレーンな状態でFirefoxを最小化することができるようになります。
「close all tabs and minimize when click close」をインストール後、Firefoxの[×](閉じる)ボタンをクリックすると、開いている全てのタブが閉じられ、新しいタブ(空白タブ)が一枚開かれた状態となってタスクバーに最小化されるようになります。
これにより、Firefox自体を終了させることなくブラウジングだけを瞬時に終了させることができるようになるというわけです。
*Firefoxを完全に終了させるには、タスクバーアイコンのコンテキストメニューから[ウィンドウを閉じる]必要があります。
また、複数のタブを開いた状態で[Esc]キーを押せば、現在開いているタブを全て閉じ、最小化せずに新しいタブだけの状態にする機能も備わっています。
オプションでは
■Firefox起動時に最小化する。
■[×]ボタンクリックで全てのタブを閉じて空白タブのみとし、Firefoxを最小化する。
■[Esc]キーで全てのタブを閉じ、空白タブのみにする。
■機能実行までの遅延時間
といった機能設定を行うことが可能です。
なお、このアドオンは、以前紹介した[Minimize On Start and Close]というアドオンにタブを閉じる機能を追加してカスタマイズしたものとなっています。
単に最小化するだけでなく、タブも閉じて最小化したいという方は、使ってみてはいかがでしょうか。
ダウンロード:close all tabs and minimize when click close(Add-ons for Firefox)
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