今回の脆弱性は、遠隔の第三者によってFlash Playerを不正終了されたり、任意のコードを実行される危険性があるというものです。
影響があるのは前回の緊急アップデートでリリースされたバージョン「12.0.0.44」、およびそれ以前のバージョンとなっており、脆弱性が3件報告されています。
そのうちの一つについてはすでに限定的な攻撃があったことが確認されており、Win、Macユーザーには本件を受けて緊急公開された「Adobe Flash Player 12.0.0.70」にアップデートすることが強く推奨されています。
なお、Flash Player 11.2.202.336を利用しているLinuxユーザーは「Flash Player 11.2.202.341」へのアップデートが推奨されているほか、Google ChromeとIE 10/IE 11用のFlashはプログラムアップデート時に自動更新される予定となっています。
まだアップデートがお済みで無い方は、至急ダウンロードの上、更新されることをおすすめします。
ダウンロード:Adobe Flash Player 12.0.0.70(get.adobe.com)
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