しかし、Firefox本体のメニューなどUIで利用するフォントに関してこのようなオプションは用意されておらず、これらもカスタマイズしたいという場合はCSSを編集するなど面倒な作業を行わなくてはなりません。
ヘビーユーザーの方ならどこかでスタイルを探して適用したり、好みのCSSを記述して変更することもできると思いますが、そうでない方にとってはちょっと敷居が高い作業になってしまいますね。
そんな方も、Firefoxに「Font Setter」というアドオンをインストールしておけば、メニューやブックマークアイテムなどUI各部のフォントを簡単に変更することができるようになります。
「Font Setter」は、専用のメニューに表示されるフォントリストから任意のフォントを選択するだけで、FirefoxのUI各部で利用するフォントを変更することができるようになるというものです。
アドオンをインストールすると、アドオンバーに専用のボタン
このボタンをクリックすると以下のようなフォントリストが表示されるようになっており、ここで利用したいフォント名をクリックすることで、UIのフォントを変更することができるようになります。
*Clear Typeの利用指定も可能です。
■デフォルト(システム)
■変更後
変更箇所は見本のようなメニューだけでなく、各バー内のアイテムやサイドバー表示、オプション設定、各種ダイアログにもおよび、UIを総合的にカスタマイズすることができます。
*メニュー上部の[Restore Default]をクリックすればいつでも元に戻すことができます。
なお、デフォルトの場合選択肢は数個しか表示されませんが、[Display All Fonts]にチェックを入れれば、システム内に存在する全てのフォントをメニュー内に選択肢として表示させることが可能です。
このように、大きな手間をかけること無く、FirefoxのUIフォントを変更することができるようになるというアドオンです。
フォントをテーマに合わせたい、他のアプリなどと統一したいという方は、使ってみてはいかがでしょうか。
ダウンロード:Font Setter(Add-ons for Firefox)
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