このようなドオンを利用することで、カレンダーやタスクなども管理できるのがThunderbirdの便利なところですが、ウェブアプリーケーションが全盛の今なら、Thunderbirdのタブにウェブアプリを表示させることで、さらに多くの作業をこなすこともできるようになります。
そんなユーザー向けに、Thunderbirdでウェブサイトを効率よく表示させることができるアドオンも多数公開されています。
今回は、そんなアドオンの中から、Thunderbirdのツールバーに任意のサイトをワンタッチで表示させることができるボタンを追加できる「WebApp Tabs」というものをご紹介したいと思います。
「WebApp Tabs」は、ThunderbirdにFirefoxのブックマークツールバーをアイコン表示させたようなサイトアクセスボタンを複数追加し、それらをクリックするだけでThunderbirdのタブでサイトを閲覧することができるようになるというものです。
アドオンをインストールすると、タブバー右端に以下のようなサイトアイコンを模したボタン群が追加されます。
デフォルトの場合、Google カレンダー、Facebook、Google+、Twitterといった4つのボタンが設置されるようになっており、これらをクリックするだけで新規タブにサイトを開くことができるようになっています。

オプション設定では、デフォルトサイトの削除や新規サイトの登録が可能となっており、ウェブアプリだけでなく、様々なサイトを好きな数だけ追加することができます。
この画面内にサイト名、URLを入力し、[Add]ボタンをクリックすれば、そのサイトのファビコンを自動的に取得し、ツールバーボタンとして追加することができます。
なお、開いたページ内の外部リンクはデフォルトブラウザで、内部リンクはThunderbirdのタブで開くようになっているほか、スペルチェック機能が利用できたり、GoogleへFirefoxで閲覧しているように送信するなどといった機能も備えています。
邪魔にならないアイコンでスムーズなウェブサイト表示ができるようになりますので、Thunderbirdでお気に入りのウェブアプリを素早く開きたいという方は、使ってみてはいかがでしょうか。
ダウンロード:WebApp Tabs(Add-ons for Thunderbird)[再起動不要]
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