この脆弱性は、攻撃者がリモートから対象システムを制御できるようになる可能性があるという重大なもので、Adobeではこの問題を修正するために、緊急公開された最新のFlash Playerに更新するよう呼びかけています。
対象となるバージョンは、Win/Mac用のFlash Player 12.0.0.43まで、およびLinux用のバージョン11.2.202.335までとなっています。
Adobeでは、これらのバージョンをご利用の方は、最新版であるバージョン 12.0.0.44へ早急にアップデートするよう推奨しています。
なお、Google Chromeをご利用の方は、最新版であるGoogle Chromeの32.0.1700.107にすることで12.0.0.44へ自動的に更新されます。
また、IE10/11に関してはWindows Updateより自動的に更新されるようになっています。
Firefoxのプラグインチェックではまだ最新版は表示されていませんが、ユーザーは至急アップデートされることをおすすめします。
ダウンロード:Adobe Flash Player 12.0.0.44(get.adobe.com)
*インストール時に「McAfee Security Scan Plus」をインストールするようチェックが入っていますので、不要な方はチェックを外してから作業を続けてください。
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