こうしたリンクはアンカーテキストによってある程度判断できるものではありますが、そのような表記が無い場合、一目でサイトへのリンクなのか、ファイルの表示/ダウンロードリンクなのかがわかりにくいこともありますね。
サイトへジャンプすると思ったらメーラーが開いた、配布サイトへのリンクだと思ったら直接ダウンロードが始まったというような経験は誰にでもあると思いますが、このようなリンクを毎回URLボックスで確認するのは面倒ですね。
Firefoxに「Add helpful icons to links」というGreasemonkeyスクリプトをインストールしておけば、こんな場面でもリンク横のアイコンをチェックすることで、そのリンクがどのようなファイルタイプなのかを視覚的に判断することができるようになります。
「Add helpful icons to links」は、ウェブページや検索結果に表示されているリンクに、ファイルのダウンロードやメールリンクが含まれていた場合、そのファイルタイプに応じたアイコンを付与し、クリックする前にどのようなリンクであるかをチェックすることができるようになるというものです。
スクリプトをインストールすると、たとえばリンクがPDFを開くようなものであれば、以下のようにリンク右端にPDFアイコンが表示されるようになります。
メールリンクの場合は以下のようにメールアイコンが付与されます。
対応するファイルタイプはmp3/wav/wmaなどのオーディオファイル、movやwmvなどのビデオファイル、docなどのドキュメントファイルのほかmailto:やftp://など数十種に及びます。
このように、サイトやページへのアクセス以外のファイルダウンロードリンクやメディア再生リンクを、簡単にチェックできるようになるというアドオンです。
うっかりクリックを防ぎたい方や、特定のファイルを探すことが多いという方は、使ってみてはいかがでしょうか。
ダウンロード:Add helpful icons to links(userscripts.org)
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