たとえば表示しているページ内にあるリンクが外部リンクなのか内部リンクなのかを調べたり、nofollow属性が付けられていないかなどを調べたいという場面は結構あると思います。
このような属性は一目見ただけでは判断しにくいことが多く、一般的にはソースを参照したり、無料のwebサービスなどを使って調査しなければなりません。
しかし、こうした作業は時間も手間もかかってしまい、あまり積極的に行おうという気にはなりませんね。
Firefoxに「LinkParser」というアドオンをインストールしておけば、このようなリンク属性に関する調査を瞬時に行い、各リンクがどのような属性を持っているかが簡単にわかるようになります。
「LinkParser」は、表示しているページ内にどれだけの外部/内部リンクがあるか、それらの中にnofollow属性を持ったものがいくつあるのかなどをアドオンバーに数値で表示するとともに、該当リンクを種別ごとに色分けして視覚的に判断することもできるようになるというものです。
アドオンをインストールしてページを読み込むと、ページ内のリンク情報がアドオンバーに表示されるようになります。
見本の場合、情報左から「内部リンクが285件で内281件がdofollowリンク」「サブドメインリンクが63件で内63件がdofollowリンク」「外部リンクが9件で内7件がdofollowリンク」であることを示しています。
この表示部をクリックすると、ページ内の該当リンクが色つき背景の破線で囲まれます。
デフォルトの場合、外部dofollowリンクを緑で、外部nofollowリンクを赤で示すようになっています。
表示部を再度クリックすると、リンクの色分け表示がOFFとなります。
オプション画面では、アドオンバーに表示したい情報の編集や、色分け表示したいリンクの種別とその色を指定することができます。
■アドオンバー表示フォーマット
デフォルトの場合、internal : %ia% (%id%) | sub : %sa% (%sd%) | external : %ea% (%ed%)と表記されていますが、ラベルテキストや上部見本にあるような[%**]を書き換えることで、その他のリンク情報を表示させることができます。
■背景色
内部dofollow
内部nofollow
サブドメインdofollow
サブドメインnofollow
外部dofollow(デフォルトで有効)
外部nofollow(デフォルトで有効)
の6種を好きな色で表示させることができます。
■リンクのカウントをページ読み込み時に/バークリック時に行う。
■リンクの色分け表示をページ読み込み時に/バークリック時に行う。
このように、ページ上のリンク属性を数値や色で簡単に知ることができるようになるというアドオンです。
相互リンク前のチェックや書き込みを行いたいページ上で実行すれば便利かもしれませんね。
ダウンロード:LinkParser(Add-ons for Firefox)
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