こうした不要なメニュー項目は、userChrome.cssなどに特定の記述を行うことで非表示にすることができますが、初心者の方にはちょっと敷居が高いですし、元に戻すのも結構な労力がかかってしまいます。
そのようなユーザーのために、このメニュー項目を非表示にすることができるアドオンがいくつか公開されていおり、こうしたアドオンを使うことで使いやすいメニューを手に入れることができます。
今回はそんなアドオンの中から、コンテキストメニュー、およびタブコンテキストメニューの中で不要な項目を簡単に非表示にすることができる「Menu Filter」というものをご紹介したいと思います。
「Menu Filter」をインストールした後、アドオンマネージャ内の"設定"をクリックすると、以下のような画面が表示されます。
画面左側では、メインコンテキストメニュー、タブコンテキストメニューの選択ができるようになっており、それぞれを選択すると、右側に表示される可能性のあるメニュー項目が全てリストアップされます。
この中から非表示にしたい項目を選択し、[Hide Selected]ボタンをクリックすると、その項目が薄くグレーアウトし、以降メニュー内に表示されなくなります。
■デフォルト
■非表示設定後
タブコンテキストメニューでも同様の操作で任意の項目を非表示にすることができます。
非表示にしたメニューは、再度設定画面へアクセスして非表示項目を選択し、[Show Selected]ボタンをクリックすることで復活させることが可能です。
このように、非常に簡単な操作でコンテキストメニュー項目の表示、非表示を切り替えることができるようになるというアドオンです。
多くのアドオンをインストールされている方などは、コンテキストメニューがやけに長くなっていることもあると思います。
そんな方は、このアドオンを使ってメニューの整理をしてみてはいかがでしょうか。
ダウンロード:Menu Filter(Add-ons for Firefox)[再起動不要]
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