しかし、最近ではプラグインの脆弱性を突いた攻撃なども散見されており、なんでもかんでも有効にするのも考え物というような風潮になってきています。
Flashなどのメジャーなプラグインは、ユーザーもわかって導入していることが多いと思いますが、その他のアプリケーションのインストールなどによって、勝手にFirefoxに導入されてしまうプラグインもあり、気がついたときにはそれらが有効に働いているということも少なくありません。
このように勝手に導入され、有効化されてしまうプラグインは、普段からアドオンマネージャをチェックしていない限り気がつかないことも多く、思わぬセキュリティリスクを背負っている場合もあります。
Firefoxに「New Plugin Disabler」というアドオンをインストールしておけば、ユーザーが気づかないうちにインストールされ、有効化されてしまっているプラグインを、自動的に無効化することができるようになります。
アドオンをインストール後、意図しないプラグインなどがFirefoxに導入されても、勝手に有効化せず、デフォルトで無効化状態にすることができるようになります。
これにより、セキュリティリスクを軽減したり、パフォーマンスの低下を防ぐことができるというわけです。
もちろんそのプラグインが必要な場合は、ユーザーがアドオンマネージャから有効化することも可能です。
このように地味な機能を持ったアドオンですが、セキュリティに敏感な方にとっては役立つツールではないでしょうか。
ダウンロード:New Plugin Disabler(Add-ons for Firefox)[再起動不要]
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