このような状態になると、目的のタブがどこにあるかわからなくなったり、現在タブをいくつ開いているのかを把握するのが難しくなってしまいますね。
Firefoxデフォルトの機能として、このような状態になるとタブバーの右端に▼ボタンが表示され、これをクリックすることで開いているタブの一覧を参照したり、目的のタブをアクティブにすることができるようになっていますが、このボタンはタブがオーバーフローしないと表示されませんし、何枚のタブを開いているかを確認することはできません。
Firefoxに「Tab Bar Buttons Elements」というユーザースタイルをインストールしておけば、このようなタブリストボタンを常時表示し、いくつのタブが開かれているかが一目でわかるようになります。
Stylishなどをご利用の環境に、「Tab Bar Buttons Elements」をインストールすると、タブの数にかかわらず、タブバーにこのようなボタン が表示されます。
ボタンには現在開いているタブの数が表示されており、ボタンをクリックすることでデフォルト同様タブ一覧を参照することができるようになっています。
タブ一覧には通し番号も表示されるようになり、どのタブが何番目に開かれているかも簡単にチェックすることができます。
なお、このユーザースタイルはインストール時に以下のようなオプションを選択しておくことにより、表示方法などを変更することが可能です。
<インストールオプション>
■タブ一覧ボタンの表示:表示する/タブがオーバーフローしたときに表示する/表示しない
■タブ数ボタンカウンタ:表示する/カウンタのみ表示(▼非表示)/表示しない
■カウント方法:全てのタブをカウント/ピン留めタブを除く/隠れたタブを除く/両者を除く
■タブ一覧からグループ化されたタブを除く。
■タブ一覧アイテムに番号を表示する。
■タブ一覧表示の幅:Firefoxデフォルト/750px/1200px/制限なし
■新しいタブボタンの表示:Firefoxデフォルト/オリジナルボタンを表示/表示しない
デフォルトのタブリストボタンより高機能でスタイルも優れていますので、大量のタブを開くことが多い方は、使ってみてはいかがでしょうか。
ダウンロード:Tab Bar Buttons Elements(userstyles.org)
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