このバーにあるサービス名をクリックすると、即座にそのサービスを開くことができるほか、ウェブ検索実行中にクリックすることで、同一キーワードによる他サービスでの検索などができて非常に便利ですね。
しかし、現在のバーは以前のバーと比べて表示されるアイテムが少なく、「もっと見る」以下のリストに入っているものを除けば8アイテムほどしかありません。
Googleをメインページにしている方なら、このバーにもっと多くのGoogleサービスやお気に入りサイトへのリンクを置くことができれば、さらに使い勝手が良くなるのではないでしょうか。
Firefoxに「Google Black Bar Returns」というGreasemonkeyスクリプトをインストールすれば、ここに並ぶアイテム数を増やすことができる上、任意のサイトへのボタンを作成して表示させるなどのカスタマイズができるようになります。
「Google Black Bar Returns」をインストールしてGoogleのトップページへアクセスすると、上部のバーへ以下のように様々なGoogleサービスが表示されるようになります。
ここには「もっと見る」内のアイテムを含むすべてのデフォルトバーアイテム+αが20個並ぶようになっており、各アイテムをクリックすることで単純なサイトアクセスランチャとして利用することが可能となっています。
このバーは、Greasemonkeyボタン→ユーザースクリプトコマンド→[Google Black Bar Settings]をクリックして開くオプション設定からカスタマイズすることができるようになっており、ここからボタンラベルを変更したり、Google以外の好みのサービスをボタンとして追加することができます。
<オプション設定>
■主に利用するGoogleドメイン
■バーポジション可変の有無
■バーのカラー
■各アイテムクリック時にジャンプするURL、およびテキストラベル
ここに任意のURLを記入し、好きなタイトルを付けることで、Google以外のサイトへも簡単にアクセスすることができる自分だけのサイトランチャを作ることができます。
*設定を変更したら最下部の[Save]をクリックし、Googleをリロードすることで適用されます。
このように、デフォルトのGoogleバーより多くのアイテムを表示させることができる上、任意のサービスを割り当てることができるようになるというスクリプトです。
スタートページなどをGoogleにされている方などが使えば、かなり便利ではないでしょうか。
ダウンロード:Google Black Bar Returns(userscripts.org)
<関連記事>
■Googleの各サイト上部に表示される[Google Bar]をカスタマイズすることができるユーザースタイルあれこれ。