こうしたサイトでクリエイティブな作業を行ったり人脈を作ることができるのは非常にいいことかもしれませんが、テレビのように単なる暇つぶしのためにこうしたサイトをだらだらと閲覧しているというユーザーも多いのではないでしょうか。
Firefoxアドオンには、このようなサイトに入り浸ることを自制するために、特定サイトへのアクセスをブロックすることができるような機能をもったものが多数あり、こうしたアドオンを使うことで生産性を向上させようと試みたことがある方もいらっしゃると思います。
今回はそんなアドオンの中から、特定サイトへアクセスした際、「その他にやるべきことがあるのでは?」というメッセージを表示し、ユーザーに時間つぶしの無意味さを思い出させてくれる「You Should Probably」というアドオンをご紹介したいと思います。
「You Should Probably」は、(自分で指定する)無駄な時間を消費すると思われるサイトにアクセスした際、よくある表示させないという方法ではなく、ページ上部に自分で作成した複数のメッセージを表示し、他にするべきことを思い出させてくれるというものです。
アドオンをインストールすると、アドオンバーに専用のボタン が設置されます。
まずはこのボタンをクリックして設定パネルを開き、対象となるサイト、およびそこに表示するメッセージを入力しましょう。
パネル上段には表示させたいメッセージ、下段にはメッセージを表示させたいサイトURLを記入するようになっており、デフォルトの場合、サンプルとしてRadditなどを対象に「本でも読めば?」「仕事に戻れば?」「家の掃除でもすれば?」というメッセージが英文で記入されています。
(サンプルを削除し)ここへ好きなメッセージ、対象URL(ドメイン)を1行ごとに記述し、下部の[Save]をクリックすれば設定は完了です。
その後対象サイトにアクセスすると、ページ上部に記述したメッセージが表示されるようになります。
複数メッセージを記述している場合はリロード、再サクセスするたびにメッセージが順に表示されるようになっており、バーの[Close]をクリックすることでメッセージを閉じることができます。
このように、アクセスのブロックなどを行うこと無く、ブラウジングが可能な状態にしたままユーザーにやるべきことを思い出させてくれるという、ちょっと変わったアプローチのアドオンです。
作業中につい他のページを開いて何かをしてしまうことが多いという方や、ただ暇だからとネットを徘徊するくせが付いているような方は、こうしたアドオンでちょっと生産性をアップさせてみてはいかがでしょうか。
ダウンロード:You Should Probably(Add-ons for Firefox)[再起動不要]
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■特定のサイトへのアクセス禁止をスケジューリングできる「LeechBlock」