10月18日リリース予定の「Windows 8.1」に標準搭載されるブラウザ「IE11」のWindows 7向けプレビュー版「Internet Explorer 11 Release Preview」がリリースされました。本バージョンではパフォーマンスの向上をはじめ、最新Web標準への対応、開発者ツールの高機能化など、様々な機能向上と改良が施されたものとなっています。
「Internet Explorer 11 Release Preview」は、様々な改良により、WebKit SunSpider benchmarkで開発者プレビュー版より5%、IE10より9％速いという結果が出ており、FirefoxやOperaなど代表的な競合ブラウザとの比較でも平均30%程度高速化されているとのことで、そのパフォーマンスはこちらのサイトで体験することができます。
また、Pointer Eventsなど新しいWeb標準技術のサポートにより、マウス、キーボード、ペン、タッチでも快適なブラウジングが可能となっています。
そのほかにも、開発者向けツールの改良や機能の充実化、ビデオソース上に表示されるキャプション（字幕）のスタイルカスタマイズなどが可能となっています。
参考記事：IE11 Release Preview for Windows 7: 30% Faster than Other Browsers and Even More Support for Web Standards（IEBlog）
最近ではすっかりシェアを落としてしまったIEですが、最近のバージョンはそう酷評されるほどのものでも無くなってきています。
正式版のリリースは今秋の予定となっていますが、興味のある方は最新のIEをテストしてみてはいかがでしょうか。
ダウンロード：Internet Explorer 11 Release Preview（microsoft.com）
＊対応OSはWindows 7 Service Pack 1(SP1) [32/64bit]以上を実行しているPCとなっています。
＊既存のIEに上書きインストールされるようになっていますのでご注意ください。
アンインストールは[スタート] →「プログラムと機能」→[インストールされた更新プログラムを表示] →[更新プログラムのアンインストール] →[Microsoft Windows] セクション内の[Internet Explorer 11] を右クリックして [アンインストール] を実行します。
＊正式版ではないため、「最新のソフトウェアを使用して新機能を試してみたい。」「PCで問題が起きた場合に自分で解決できる。」「ソフトウェアが頻繁に更新されることに抵抗がない。」方などが対象とされています。
＜関連記事＞
■Windows 7用【Internet Explorer 10】正式版リリース。
■ワンタッチでレンダリングエンジンをIEに切り替えることができるFirefoxアドオン「Fire IE」
■IE Tabを高機能化したFirefoxアドオン「Coral IE Tab」
ツイート
