しかし、ビジネスに使うアドレスでもない限り、実名を記入するのは嫌だというような理由で、ここにニックネームを記入したり、表記をローマ字にしているような場合もよくあります。
このような名前表記でメッセージが送られてくると、差出人欄にそれらが表示されることから、誰であるかを素早く判断することができないようなこともありますね。
Firefoxに「DisplayName gmail」というGreasemonkeyをインストールしておけば、Gmailでこのようなメッセージを受信した際、送信者名の表記を自分が登録しているアドレス帳の名前で表示してくれるようになります。
たとえば、相手が送信者名欄に[testuser]と設定してメッセージが送られてきた場合、受信トレイ左側の送信者欄には以下のように[testuser]として表記されます。
もし、あなたがこの[testuser]さんのアドレスをGmailのアドレス帳に登録していて、その名前欄に[もじらりみっくす]と記入しているのなら、「DisplayName gmail」をインストールすることで、相手の設定に関係無くあなたのアドレス帳の登録名である[もじらりみっくす]と表示されるようになります。
このように、送信者の設定によってややこしくなりがちな名前表記を、自分がわかりやすいように表示しなおしてくれるというスクリプトです。
Gmailを常用している方で、アドレス帳をしっかり作成されている方には便利ですね。
ダウンロード:DisplayName gmail(userscripts.org)
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